キラキラな音でステキな音楽を
滋賀県甲賀市甲賀駅近く
滋賀県長浜市曳山博物館前の通り
の
きよみピアノ教室です
2月はハードでした~
なんとか倒れることもなく
無事に
コンクール、1時間コンサート2本
教室の発表会
終了しました
やっと
のびのびできる~
と
思ったら
コロナの影響で
息子学校休校。。。
毎日
膨大な宿題をやらせつつ
サッカーの付き合いもしたりと
またまたハードに
過ごしております
さて、
伸ばし伸ばしになっていた
「プロとアマの読譜の違い」
私なりの解釈で
書いてみますね
ネットで
ある記事を
見つけました。
このブログの最後に貼り付けています
プロの方とアマチュア上級の方の
ピアノを弾いている時の
視線の動かし方の違いを
調べたものです。
これ、演奏では
同じ曲ではないので
比べにくいですが
初見の方では
同じ曲なので
違いがハッキリ解りますね
プロの方は
手の方を見る時間が
かなり少ない。
楽譜の方に視線を走らせながら
手の方は時々視線を送るのみ。
それに対して
アマチュアの方は
頻繁に楽譜と鍵盤、手の方に
視線を走らせている。
という内容です。
これ、
すべてのプロとアマの人に
当てはまるわけではない、と
私は思います。
プロだから
出来るのであって
アマの人には出来ない、のではなく
プロの方の読譜の方法を
参考にすることで
アマの人、特に初心者の方も
劇的に上達が早くなる。
そう思って
動画や記事を見て読んで頂けたら、
と
思います
「ピアノを弾こう」
と思うと
楽譜を読んで、
ピアノの鍵盤のここを押さえるんだな。
と
鍵盤を一致させて
弾いている。
それの連続だと考えている方が
もしかしたら
多いかもしれません。
でも
上達の早い
カンの良い人は
それ以外の情報を
楽譜から読み取っています。
「楽譜の模様読み」
です。
音の上がり下がり。
それだけではなく
離れた音の音程の読み取り。
そして、
ここの音とここの音が同じ。
などの共通音の意識などの
前後の関連性。
水平方向の横のグラフのように
また、
音符の分布図のように
楽譜を視野を広くとらえています。
要するに
空間認知的要素
を加えて
楽譜を読んでいる人は
読譜が早く、
いつまでも
一つ一つの音に意識を
持ちすぎていて
他の音にまで気が回らないでいると
上達が遅く
たどたどしい弾き方になってしまう。
のだと
私は思っています
これは
意識することで
コツコツの訓練で身に付けられます。
ただ
それを気付くかどうか、
というところが
大きいです。
私は教えてもらった記憶がなく
自分で考えて
ルールを見つけていましたが、
読譜の早い人は
そういうところに
意識が行く人、なのでしょうね
自分で気づけるとよいのですが
そこは
個人差がありますので
弾いている時の視線などを
観察して
何を捉えて弾いているかを
判断し、
足りない場合は、指摘して、
意識の仕方を工夫させてみる。
それは、
レッスンの際に
私が、気を付けて
見ていることの一つです
また、
プロの方が
ラフマニノフを弾くときに
送っていた視線の先。
これは
手の支点となる指の
打鍵場所ですね。
プロがピアノを弾くときは
鍵盤の位置で
弾いているわけでは
ないんですね。
小さなお子さんとかは
鍵盤の順番で覚えてしまっている子も居ますよね。
遊び弾きでですが。
目的にもよりますが
楽譜を読んで弾けるようにするためには
後々のために
その状態だけでは
合格してはいけないと思っています。
(指使いだけ見て弾いている子も
居るので、そこも注意が必要ですね)
そして
鍵盤を見ないと弾けない原因
である
手の支点がしっかりしていて
安定して弾ける基礎。
もちろん
姿勢から始まること
ですけれども
そこが
出来ていることが
まず大前提です✨
ピアノの難しい
パッセージが出てきた時に、
ゆっくりさらうことも必要ですが、
ゆっくり弾けばいい。
それだけでなく、
ここのテクニックは
手のどこに軸を置き、
角度をこうして
重心をこう掛けて
腕をこう動かすことで
速く弾けるようになる。
そこの分析。
コレ、
私の得意とするところなんですが、
プロの方は、
そういう先読みの
運動的なコントロールの
テクニックが
しっかり身についているので
最小限の視線の移動だけで
ピアノが弾けるんですね
ということは、
そこを意識して弾けば、
そこが分析出来ちゃえば
ちょっと難しめの曲でも
弾けちゃうわけです❤️
それからもう一つ。
視線についてのアプローチで
書かれていますが、
視野について調べていないので
残念なのですが、
プロの方は
楽譜を見ながら
同時に
鍵盤を見られています
視野が広いんですね。
楽譜を読みながら、
鍵盤にも意識が持てているんです。
そして、もちろんですが
自分の指が
今どこにあるのかという
把握も正確に出来ています。
なので
ある程度は
鍵盤の方に視線を走らせなくても
弾けてしまいます
そして、
手ではなく
鍵盤の中央に視線を走らせている
と
ありますが
鍵盤の方に
視線を落とすだけで
鍵盤の位置状況が
把握出来るので
無駄にあちこち見る必要が
なくなります
練習をたくさんすることは
もちろん上達に必要ですが
間違った練習では
無駄に時間を潰しかねません。
コツをしっかり意識しながら
お稽古するのが
上達の近道だと思います。
きよみピアノ教室
の
みなさんには、
コツをしっかり知った上で
難しい曲も
楽に弾けるテクニックを
身に付けて欲しいです✨
プロとアマでは
ピアニストの見ている世界は
こんなにも違う!
トラッキングカメラの視線追跡で判明
https://gigazine.net/news/20171116-what-pianist-see/
お読みくださり
ありがとうございました