先日またまたホームスクーラーのZ君と夫Dの勤務するCold spring Harbor Labという場所に行ってきた。
ニューヨークのロングアイランドにある大きなインスティチュートで、DNAを最初に発見してノーベル賞を受賞したジェームズワトソンのラボである。
ラボといっても敷地には教授達の住む家やレストラン、デイケアにビーチ、スイミングスクールまで敷地内にそろったちょっとした町のようなキャンパスである。 入って直ぐにあるビルの中にはDNA二重螺旋のスカルプチャーがある。




Dは研究者だが肩書きは一応プロフェッサーなので教えることも時々ある。
ほとんどが研究の合間に高校生以上の大きな子向けしか教えてないんだけど、常々Tとサイエンスプロジェクトをやりたいと言っていた。

Tが学校に通っていた時はそんな時間もなく、念願のホームスクーラーになったので早速始めよう!ということに。
一定数のティーチングデイというのを設けるのも今の職場で働き続けるために必要なようで他のホームスクーラーもよんで正式なクラスにしよう!ということになった。

残念ながら当日はいろんな事情TとZ君の二人になってしまったがD先生の元でDNAについてたくさんのことを学んできた。

まずは彼の研究材料コーンの歴史から。
写真は古代とうもろこし。 うん千年前のとうもろこしで現在のものと随分違い、実は少なくとても硬い。
当時はおそらく石で砕いて粉にして食べていたと考えられるそう。 このとうもろこしから今のとうもろこしになるまで人間はよりよい品種をハンドピックして今のとうもろこしに何千年もかけてなった。



彼はGMOが世に非常に誤解されてると常々考えているのでひとしきり彼のGMOに関するレクチャーがあったが今回ここでは割愛w
話はワクチンと自閉症の無関係性で話が盛り上がったところで実験へ。
今日のお題は苺とバナナのDNAを取り出す実験。





実験が終わったあと結果が出るまで敷地内のツアー。



DNAのお土産屋さんにも行ってTはまったく関係ない指輪を買った。



見晴らしのいいところで一休み。


敷地内にはたくさんのアートインスタレーションがある。



バーでランチを食べたあと結果を転写して無事実験終了。どういう意味があるのか聞き逃したがボーイズ達は盛り上がった模様。


この他スーパーコンピューターを見せてもらったりスーパー顕微鏡を覗かせてもらったり、ボーイズには大満足のクラスとなりました!