…ということで、1997年4月22日に開設された知る人ぞ知るホームページ「60年代通信」がブログ版として、ここに甦りました。パチパチパチ…。

 このページの上部に貼り付けてあるロゴと黒板の画像は、「60年代通信」の開設当初から、トップページに掲載させていただいていたもので、「60年代通信」オールドファンの皆様には懐かしいものではないかと思う次第であります。

 ちなみに、手元に残っている画像などによると、僕が「60年代通信」を最後に更新させていただいたのは、2011年2月27日のことだったようです。

 その約2週間後に東日本大震災が発生し、その衝撃の大きさに僕の心は凍り付いてしまい、「60年代通信」もフリーズ状態に陥ったまま9年もの歳月が経過してしまいました。

 その間に、利用していたレンタルサーバーのサービスが終了し、「60年代通信」そのものも世の中から消えてしまうことになったため、サービス終了直前にトップページをキャプチャしたのが下の画像です。

 

 

 我ながら、そして、今更ながら、「もっとスッキリと整理しろ!」と言いたくなるカオス状態そのもののトップページであります。

 文字が小さくて分かりにくいかもしれませんが、「カテゴリー別メニュー」や「読者の皆様にお作りいただくページ」「これまでの特集企画・特別企画」など、一応、カテゴライズされたインデックス・メニューも用意させていただいておりました。

 それそれのコンテンツをページ数でカウントすると数百ページに及ぶ膨大なホームページでありましたけれども、一部散逸してしまったデータもあるものの、大半はストックされておりますので、何れホームページの形でも復活させていただこうと思っています。

 しかし、再開を目指しつつ何年もの歳月が徒に経過してしまったという過去の反省に立ち、新しいコンテンツをブログの形で作成・発信させていただきながら、近い将来、ストックしてある過去のコンテンツと合体させ、ホームページ版「60年代通信」として本格的に再開を期したいと考えさせていただいている次第です。

 既に紹介させていただいたトップページのカオス状態からも魔窟のようなホームページであったことも容易に想像していただけるかとは思いますけれども、自分で書かせていただくのも烏滸がましい限りですが、その膨大な情報量と拘りの内容につきましては一定の評価もいただき、テレビや雑誌などでも頻繁に取り上げていただいただけでなく、国会図書館の「書誌情報」でも紹介していただいておりました。

 

 

 自分でも久しぶりに「書誌情報」の「内容」を読ませていただきましたけれども、「60年代通信」について「人文科学的な学術アプローチの対象から外れがちな1960年代の大衆文化・生活文化を生活者の視点から記録・検証することが目的」と紹介していただいており、「生活者の視点から記録・検証する」というスタンスやアプローチを改めて肝に銘じつつ、このブログ版での「60年代通信」再開を機に、ホームページ版「60年代通信」の本格復活を目指さなければと思いを新たにさせていただいております。

 

[※ 「ブログで再開『60年代通信』/志村けんさんの源流を辿る(上)・その2」 へ続く]


ブログで再開「60年代通信」/志村けんさんの源流を辿る(上)・その3