文藝春秋8月号、9月号を読みました。
読んだ方も多いと思いますが、
2号に渡って物理学者で東大名誉教授である戸塚洋二氏のがんとの壮絶な闘いの記録が載っていま
した。あと1年半生きていればノーベル賞受賞もありえた人とのことです。
2000年に大腸がんに罹り、2008年7月10日に逝去するまでの記録です。
自分の症状を超然と見つめ、科学者として自分のがんの進行状況、
CT・MRIのデータ、抗がん剤治療による諸々のデータを分析し自身のブログに載せていました。
題名は 「A Few More Months」
残り少ない自分の命のことを更なる2,3ヶ月を目途に書いていました。
いくら科学者とはいえこれまで冷静に自分の死を見つめられるものでしょうか。
感動しました。
私だったらどうなるでしょうか・・・・・・
たぶん頭の中が真っ白になってわめくだけでしょう・・・・・・・