毎日猛暑が続く中で熱い戦いが続く、第106回全国高校野球選手権大会@阪神甲子園球場。
昨日17日で3回戦までが終わり、準々決勝を戦う8校が出揃いました。
そんなところで、今回は組み合わせ決定後に書いた各ゾーンごとの勝ち上がり予想の答え合わせです。
参考までにの記事をご覧ください。
では、3回戦の試合日程順に予想との答え合わせをしていきます。
Eゾーンは"桜の広陵"と言われるほどセンバツ優勝経験豊富ながら選手権では準優勝4度の広陵を推したんですけど
東海大相模が8-1で勝ち抜け。
予想外の大差がつきましたね。
Fゾーンは明徳義塾で間違いなしと見ていましたが
関東第一との3回戦は守り合いの接戦で関東第一に軍配。
この展開なら予想がハズレても納得がいく、そんな試合でした。
つづいてG・Hゾーン。
Gゾーンは、青森山田でしたね。
ここは予想通り。
そしてHゾーンは、有田工業を推したけど滋賀学園に打ち負けて、この時点でハズレ。
さらに智辯学園和歌山が霞ケ浦に競り負け、そして花巻東が”25Aのジンクス”(49番目のジンクスともいう)にドハマりしてしまうとは…。
結果、勝ち上がったのは、滋賀学園でした。
続いてAゾーンは…
甲子園優勝経験校が4校いるという今大会一番の”死のゾーン”は
2回戦で今春のセンバツ王者:健大高崎が智辯学園に破れ
さらに大阪桐蔭が小松大谷に完封負けという衝撃…
こんな展開を誰が予測できただろうかという流れで
勝ち上がったのは智辯学園という、まさかの展開連発の結果でした。
Bゾーンは…
僕自身、西日本短大附属を推していたんですけど(しまった予想記事に書いてなかった…)
金足農業に競り勝ち、菰野を圧倒して
この調子で…と思っていたところに、京都国際のエース左腕・中崎くんが、14奪三振の力投。
もうスゴすぎでした。
それ以前に、99回大会優勝の花咲徳栄が初出場の新潟産業大附属に敗れるとは思いませんでした。
このゾーンもハズレで勝ち越しはなくなった…。
Cゾーンは…
中京大中京を筆頭にしたけど
昨年ベスト4の神村学園を侮ってしまっていました。
右からどこが勝ち上がってきても中京大中京には敵うまいと考えていたんですが
神村学園が中京大中京に競り勝ったことでこのゾーンはほぼ決まったかなという感じですね。
そしてDゾーンは…
今大会一番の予想外の結果に…。
聖光学院が鶴岡東に敗れ、センバツ2年連続準優勝の報徳学園が大社に敗れるなんて誰も考えもしなかったのではないかと…。
そして大社が創成館との延長10回タイブレイクを制して
2回戦で鶴岡東との延長10回タイブレイクでサヨナラ勝ちした早稲田実業と
互角の戦いを演じるとは誰も思わなかったのではないかと…。
そして9回、大社が同点に追い付き、早実絶体絶命のところで繰り出した「内野5人シフト」が見事に成功し
延長タイブレイクにもつれ込み、11回大社の代打・安松くんが三塁線への絶妙なセーフティーバントを決め(記録:三塁前内野安打)満塁として
力投するエース・馬庭くんがセンター前へサヨナラヒットを放ち勝利。
今大会一番と言ってもいい試合でした。
大社は学校初の1大会3勝を挙げ、93年ぶりの準々決勝進出となりました。
結果、このゾーンもハズレで、今大会は1勝7敗の大惨敗です
これでは”きよふじの予想はハズして買え”なんてますます言われてしまいそうで、情けないです。
でも、実力校が相次いで序盤で敗退した要因は、今春のセンバツから完全移行した”低反発バット”によるところが大きいし
いくら強打者を並べても簡単には勝てないよ、ということがこれからの高校野球の常識になりそうな気がします。
そして、各試合の勝利校のキャプテンが試合後に抽選くじを引いて決まった組み合わせがこちら
イカサマ無しで各試合の勝利校のキャプテンが公正・公平に抽選くじを引いた結果、たすき掛けにならず順序よく並ぶ形になったということです。
ま、平たく言えば「こんな年もある」ということです。
そして、ABCテレビ・ラジオの準々決勝のコメンタリー一覧がこちら
テレビのゲスト:第2試合の仙台育英学園・須江監督と第3試合の作新学院・小針監督のお話をリアルタイムで聴きたいわ~
と思わずつられてしまいますが、あいにくにも仕事なので見られそうにないのが残念…。
スポーツブルの「バーチャル高校野球」で休憩時間にちょくちょく見ることにします。
そんなところで、今日は休養日でした。
明日、みんながベストを尽くして素晴らしい試合が見られますように…。
それでは、また・・・。