阪神甲子園球場(兵庫・西宮市)を舞台に熱戦が続く

第105回全国高校野球選手権記念大会。

14日で2回戦が終了し、翌15日に台風7号の上陸の可能性が極めて高いとの判断から(実際、紀伊半島に上陸し、近畿地方を縦断して日本海へ抜け、その間近畿圏は大荒れの天気に)

予定の3回戦4試合を中止、以後順延とし日程が1日ずつ繰り下げられ

16・17日の2日間、3回戦8試合が行われました。

17日のみリアルタイムで見ることができましたが

その中でこれは準々決勝では?と思う緊張感あふれる試合もあり、まさかの展開もあり

一人でテレビの前でやじうま実況をやったりして(アナウンサーさんが実況してるのについついやってしまいますアセアセ)見ておりました。

そんなわけで、初戦終了時点でやっと書き記した3回戦までのゾーンごとの勝ち上がり予想に対する答え合わせをしていきます。

まず、A、Bゾーン

Aゾーン…仙台育英学園と履正社が軸になると考えていて

その中で仙台育英にとっては強豪校が常に相手になるという中で昨年の優勝メンバーが多くいるということで

経験値の差が物を言うのではと考えていたので、結果その通りに。

しかし3回戦は予想通り勝ち上がってきた履正社相手に内野手のエラーが4つというとても考えられないミスが続き

先制しても追い付かれる苦しい展開を物にしたのは、次の戦いを考えると大きいところではあるが

ここはしっかり引き締めないと厳しくなるはず。

かたや履正社はメンバーが入れ替わり2年生主体のチームだし、来年にまた楽しみが残る。

ライバル・大阪桐蔭を相手に新チームがどんな形になるか、これから先もしっかり見ていきたい。

このゾーンは、仙台育英と予想していたので、◯。

Bゾーン…実績で勝る智辯学園と花巻東が優位で、勝ち抜くのは智辯と考えていたが、花巻東に。

ここは完全に外れで、✕。

そして花巻東は準々決勝の抽選で仙台育英との対戦になり、ここで今年のチームの真価が問われることは間違いない。

 

つづいて、C、Dゾーン。

Cゾーン…日大系の学校が3校ひしめき合う中で、3回戦でぶつかるのは日大三と近江と予想したが

おかやま山陽が1回戦で日大山形を破り、2回戦で大垣日大を延長タイブレイクの末

勝ち越しを許した直後に相手のミス絡みで逆転サヨナラ。

そして3回戦でこのゾーンの日大系の"ラスボス"日大三に快勝するとは、全く思わなかった。

やはり大垣日大相手に競り勝って勢いに乗っているというところもあるのでは?

こうなったら土浦日大を倒して日大クエスト完結なるか?なんてネット上ではちょっとした騒ぎになってるけど

大会規定により、準々決勝は同じ第11日の勝者が相手。

はたして勢いを持続し、準決勝へ進めるかどうか?

ここは完全に予想外だったので、✕。

Dゾーン…神村学園と明豊の九州勢2校が軸と見ていたが

まさか1回戦で明豊がサヨナラ負けで姿を消すとは思わなかった。

地元民目線で記すが、東海大熊本星翔がまたしても前回出場時同様逆転負けに終わったのは、正直残念。

試合を最初から見ていないので何とも言い難いが、追加点のチャンスを逃し5回に逆転2ランを浴びて以後

流れを取り戻せないままに終わったということで、5年前の対大垣日大戦とほぼ同じだったか…。

うーん、今年こそ初勝利を挙げてほしかったけど、次はまた5年後!?

そんなことはないかな?

さて、神村学園は初戦から3試合連続の二桁得点で勝ち抜けたね。

3回戦の北海戦は準優勝経験がある学校だから大きな山場と見ていたけど、打線が好調だね。

過去何度も3回戦の壁を破れずにいたけど、これでチームとしてもひと皮剥けるかな?

でも、予想としては明豊を本命にしていたので、✕…。

 

最後に2回戦からの登場となった(Hゾーンを除く)E~Hゾーン。

Eゾーン…沖縄尚学が台風の影響で関西入りが遅れて心配したけど、全く問題無しでしっかり勝ち上がり。

東恩納くんが3回戦で沖縄大会・本大会を通じて初の失点を記録したけど、それにも動じず。

あとは壁となっている準々決勝を勝ち切ることができるかどうか。

ここは、予想通りだったので、◯。

Fゾーン…広陵と慶應義塾が勝ち上がってきそうというのは読めたけど

僕としては選手権で優勝経験がない広陵に”ぜひとも深紅の大旗を…”という思いだったので、この結果にはちょっと落ち込んでる。

当然、予想外なので、✕。

Gゾーン…どう見ても八戸学院光星1強、16年ぶりの文星芸大付属とてここは敵わないのでは?と見ていたが、しっかり的中。

他校との差が歴然だし、至極当然の結果なので、◯。

Hゾーン…センバツ8強の専大松戸がいる中で、25Aを引いた九州国際大付属が「49番目のジンクス」をものともせず勝ち上がると予想したけど、試合前から試合への入り方を間違えたことが災いし、本来の実力を発揮できないまま完封負け。

抽選日から試合日まで10日待たされて、相手は開幕試合で雰囲気を経験済みというところが大きな差になっているのかもしれない。

振り返ると49番目のジンクスは、昨年は前年王者の智辯学園和歌山もはまっているし

今後も「25Aだけは引きたくない」というのが続いていきそうな気がする。

結果、開幕試合を引いた土浦日大が初の1大会3勝を挙げ勝ち上がり。

こちらも予想外だったので、✕。

 

予想と結果を改めておさらいすると

A 仙台育英学園⇒仙台育英学園◯

B 智辯学園⇒花巻東✕

C 日大三⇒おかやま山陽✕

D 明豊⇒神村学園✕

E 沖縄尚学⇒沖縄尚学◯

F 広陵⇒慶應義塾✕

G 八戸学院光星⇒八戸学院光星◯

H 九州国際大付属⇒土浦日大✕

結果、3/8でした。

ホント、予想を的中させるのって難しいアセアセ

 

そして、3回戦の各試合ごとに勝利校の主将がくじを引いて決まった

準々決勝の組み合わせがこちら下差し(※第10日勝利校は第1・第2試合、第11日勝利校は第3・第4試合の中から引く)

3回戦1日目の第1試合で沖縄尚学が勝って、抽選の結果第1試合一塁側を引いたのを知り

次の第2試合で慶應義塾が勝って、三塁側を引いたのをスマホアプリの速報で知って

心のなかでドテーンと吉本新喜劇風にズッコケましたアセアセ

別々の試合を引いて、第3試合以降にならないと対戦相手が確定しないのではと考えていたので、これは本当に意外でした。

これと同じケースが17日の第1・第2試合終了後に生じましたが。

いやーどれも準々決勝にはもったいない(もちろんいい意味で)組み合わせになりましたね。

ほとんどの方の注目は第4試合の東北勢対決に行くんでしょうけど

僕は第1試合から見逃せないと考えています。

これまで準々決勝の壁を突破できていない沖縄尚学と、103年ぶり準決勝進出を目指す慶應。

沖縄尚学は東恩納蒼投手を先発に立てるでしょうけど、これに慶應打線がどう向かっていくか。

慶應にとっては2試合連続延長タイブレイクも想定しているでしょうから、このあたりの戦略も注目していきたいです。

さて、この記事を書いている今日18日は休養日。

きょう1日でどれだけコンディションが立ち直ってくるのか気に掛けつつ、明日も朝から夕方までしっかり全試合テレビで見届けます。

それでは、また…