きょうから8月。

いよいよ1年で一番暑いひと月の始まりですが

今年もこの大会の時期が一番アツいのではと思う

高校野球好きな僕でございます。

 

第101回全国高校野球選手権地方大会

前の記事で29日の福岡大会決勝戦観戦記をお伝えしましたが

この日、福岡を含む11大会で決勝が行われ

静岡は、静高こと静岡が4年ぶり返り咲き

地方大会の中での最激戦区となった愛知は

4回戦で中京大中京、準決勝で昨年の東愛知代表・愛工大名電を破った誉が

桜丘に快勝し春夏通じ初の甲子園切符。

全国的に見ても無名のチームが戦うごとに勢いを増して、一気に来たという感じですね。

岐阜は、中京学院大中京が、現校名となって初めての代表に。

近畿に目を移すと奈良は智辯学園がセンバツ王者として春夏連覇に挑んだ3年前以来の代表の座。

大阪は履正社、兵庫は明石商業が学校初の春夏連続甲子園(明石商は3季連続)。

和歌山は、智辯学園和歌山が3連覇で24回目。中谷仁監督は就任以来初の選手権出場に。

そして中国へ。

広島は、準決勝で広陵を破った古豪と呼ばれて久しい広島商業が、15年ぶりの返り咲きで23回目の甲子園切符。

部内の不祥事を乗り越えての聖地奪還で、久しぶりにアルプスからしゃもじの音が響きそうです。

山口は、宇部鴻城が7年ぶりに聖地への切符を手にしました。

そして宮崎では、昨年の第90回センバツに21世紀枠で選ばれた富島が

26年ぶりの代表を目指した小林西に完勝で、初優勝を果たしております。

そして静高と広商は、大正・昭和・平成・令和の4元号で出場の快挙になります。

 

そして30日、徳島・愛媛の2大会で決勝があり

愛媛は、宇和島東が春夏連続甲子園を目指していた松山聖陵に逆転勝利で、9年ぶりに返り咲き。

"牛鬼打線"と呼ばれる打棒が炸裂するでしょうか。

そして、徳島では鳴門が連覇で13回目の甲子園への片道切符を手にして、これで全49代表が出揃いました。

 

では、改めて晴れの代表49校の一覧をこちらで下矢印

※申し遅れましたが、連続出場は黄色、春夏連続甲子園は水色、初出場はピンク地で表しております。

今年の大会、連続出場が18校(記念大会で56代表だった昨年と同数)

春夏連続が11校(こちらも昨年と同数)、初出場が3校(前回より3減)

さらに20回以上が9校で、優勝経験校が11校という

ある意味、選手権大会の第2世紀というか

第4フェイズの幕開けにふさわしい顔ぶれと言えるのではと思っております。

 

この49代表校の3回戦までの組み合わせを決める第1回抽選会は

3日・16時から、大阪・北区中之島の「中之島フェスティバルタワー フェスティバルホール」で。

どんな組み合わせになるか、今夜と明日は、思いっきり妄想しまくっても大丈夫でしょうか^^;

ということで、全国高校野球地方大会 代表校決定のタイムラインを追っての後編でした。