今年のホークスの軌跡を節目節目で新聞記事をもとに振り返る
「'17ホークスの軌跡」新聞編。
今回はホークス日本一奪回翌日の全国紙(スポーツ紙も含めて)の
記事がどうだったのか!?
自分目線で振り返りたいと思います。
 
今回ご紹介します新聞各紙は
すべて各社に問い合わせて
バックナンバー希望で取り寄せたものでございます。
まずは「朝日新聞」〔西部本社発行 14版(福岡版)〕

工藤公康監督の胴上げ写真が1面の左肩に持ってきてありますが
詳報はというと…下差し
スポーツ面見開きの3/4いただきました~ニヤリ
でもせっかくなら選手たちが抱き合って喜んでるところはカラー写真で見たいなー。
 
実を申しますと、福岡県内某所で
最終版の1つ前の版(13版S)を見たのですが
右側に「下克上ベイ 意地は見せた」と題してベイスターズのことを大きく扱ってはいたものの
記事の中身がちゃんと煮詰まってなく中途半端な印象を受けて
最終版はどうだったんだろう?と気になっていたので
勝者・ホークスがメインになってここまでドカンと来られるとは思ってなかったです。
 
そして第1社会面でも下差し
内閣総理大臣杯を高々と掲げる起死回生の同点ホームランを含め
今年のポストシーズン5HRの内川聖一選手の満面の笑み。
凛々しいですね~照れ
その下には今年急成長の甲斐拓也捕手のエピソードも。
 
そして「読売新聞」〔西部本社発行 14版(福岡版)〕
こちらは1面センターに胴上げ写真が来ましたねー。
そして詳報は下差し
川島慶三がサヨナラタイムリーを放った直後に選手たちが躍り上がって喜ぶ姿がカラー写真で。
さらに「サファテ 魂の救援」と大々的にデニス・サファテを取り上げるあたり
さすがにグループ内にプロ野球チームを抱えるだけあってしっかり試合を見ているなという印象を受けます。
でも
読売も同様に最終版の1つ前の版(こちらも13版S)を見たのですが
「ベイ 最後に若さ」と大見出しでベイスターズの戦いぶりを取り上げてはいたもののの
朝日と同じ印象を受けたのでこちらもどうだったんだろう?と気になっていたので
最終版では自分の思うところと反して
ホークスのことがしっかり書かれていたのには、驚きでした。
いずれも、福岡・北九州で配られるものだし
これだけ扱われるのは地域のニーズがそうさせているのかもしれませんね。
 
そしてスポーツ紙ですが
まず「日刊スポーツ」〔西部本社発行・7版〕
うーん、何か内川の同点弾の写真が大きく出ていて
胴上げ写真が間に挟まって
何とか締め切り前に結果を載せるのを間に合わせた感を強く感じます。
そして2・3面も…
うーん、何か違う…。
そして5面に東浜巨の手記が。
でも、何か無理矢理感が強いような・・・。
そんなところで、実はその後試合の詳細を伝えている「8版」(福岡・北九州都市圏の駅・コンビニでの即売のみ)を
出していたらしく
それを入手しようと日刊スポーツ西部本社に送料込みで切手同封で封書を送ったものの
在庫切れで入手できずガーン
残念ながら切手が袋詰めのまま新聞とともに送られてきてしまいました…残念えーん
 
こうなれば…
ということで、東京版の紙面を取り寄せられないかということで
ニッカンさんのTwitter公式アカウントでド迫力の1面が出ていたので
首都圏向けの宅配&即売版両方を入手しようと試みて
こちらは両方とも希望通りに届きました。
見比べてみますと…下差し
左が宅配版(8版) 右が即売版(9版!)
どう違うか、お分かりになりますか?
あえて答えは申しません。
画像を見て比べていただければと思います。
そして2・3面
こちらが宅配上差し
こちらは即売上差し
個人的には即売版のほうが見出しを巧く当てはめてるように感じます。
 
さらに4・5面も
こちらが宅配(8版)上差し
こちらは即売(9版)上差し
細かいところで見出しの付け方を変えてるのがよくわかりますね。
 
最後に「スポーツニッポン」(東京本社版・11版B☆)
☆が付くってことは相当手の込んだ紙面づくりになっているなということで
期待して読み始めると2・3面
4・5面と
カラーでぶち抜き!!
しかも大野豊さん(スポニチ評論家)の大分析もほんとに的を射ているし
こちらもまた分かりやすい。
さらに言えば九州だと最大8個面しかカラーじゃないし(鳥栖&北九州の毎日新聞の印刷工場の輪転機のこと)
越中島(スポニチさんの本社がある場所)はかなり性能の良いカラーオフセット輪転機を使ってるんだなーと感じさせられます。
 
以上、駆け足でホークス日本一決定翌日の全国紙の取り上げ方をザザザっとご紹介しました。
速いうちにやると書いておきながら
ネタを仕込んだままで長い間お待たせしてしまい大変申し訳ございませんでしたm(__)m。