今夜はサントリーにて、ハンガリーの若手指揮者ヘンリク・ナナシと読響のコンサートを聴きました。前半はコダーイとサン=サーンスでしたが、お目当は好きな曲の一つ、バルトークのオケコンでした。
オケのヴォルトージティが存分に発揮されるこの曲ですが、読響は余裕のある演奏で指揮者によく応えていました。また、音響的なだけでなく、この曲が内包する悲劇的な要素もしっかりと掴んだ、素晴らしい内容の演奏でした。