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こんな映画が観たかった!

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2019年公開・韓国映画ベスト10で、「パラサイト半地下の家族」に次いで2位になった映画、「はちどり」が、来月12日公開される。

 

1994年、ソウル漢江にかかる大橋が突然崩壊するという大惨事が起き、大きな衝撃を与えた。

 

この事故後に劇的に変化する韓国社会の前夜を、一人の少女の心の動きを軸に写し出していく。

 

 

誰しもが経験したことのあるだろう思春期特有の揺れ動く思い、家族や友人との関わりを繊細に描いた人間ドラマだ。

 

 

1994年、ソウル。

 

家族と集合住宅で暮らす14歳のウニは、学校になじめず、別の学校に通う親友と遊んだり、男子学生や後輩女子とデートしたりして過ごしていた。

 

両親は小さな店の切り盛りで、子どもたちと向き合う余裕がない。

 

ウニは、自分に無関心な大人に囲まれ、孤独な思いでいた。

 

ある日、通っていた漢文塾で女性教師のヨンジがやってくる。

 

ウニは自分の話に耳を傾けて呉れるヨンジに次第に心を開いていく。

 

ある日、ソンス大橋崩壊の知らせが入る。

 

それはいつも姉が乗るバスが橋を通過する時間帯だった。

 

ほどなくして、ウニのもとにヨンジから一通の手紙と小包が届き・・・・。

 

 

静かだが、見ごたえのある作品だ。

 

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