今日から梅雨入りらしいですね。

朝から雨が降っています。

そして今日は夏至ですが、雨空では日の長さがわからないなー、と思いました。


今日はリハビリの前にケアマネージャーさんが月に1度の訪問に見えました。

最近のリハビリの状況や健康診断の結果や仕事のことなどの近況報告をしました。


ちょうど終わり頃にリハビリのセラピストさんが見えましたので、そのまま引き続きリハビリに入りました。


今日もねんど切り等の課題をし、いつも通りに終われました。


最近ねんど切りの途中で、無意識に麻痺足への荷重を減らそうと左足にだけ荷重をしていて、そのせいで身体が左側に傾いていることに気づいていました。

ずっと両足に荷重していると、だんだん麻痺足に限界がきてプルプルしだすので、無意識に左足に荷重しちゃうんです。


日常では例えば歯磨きのときも立ったままの姿勢になるのですが、やはり無意識にだんだん左側に身体が傾いているので、なるべく意識して体を真っ直ぐに保つようにしています。


麻痺足は感覚麻痺があるので、普通に荷重しても、いまいち荷重できているのかできていないのかの感覚が鈍くて、よくわからないことがしばしば。


なので、普段、室内でもリハビリで杖歩行をしているときも、麻痺足を踏み出すときはいちいち「足を上げる、地面に足を降ろす、踏みしめる」を意識してやっています。

わたしの場合は、感覚麻痺があるのでちゃんと意識しないと自分がやっている動作を把握しづらくなるので。


健常者はいちいち意識しなくても歩けますよね。

いつかそこに少しでも近づけると良いなとは思いますが。

この身体になってから、本当に身体はすごい!と身体へのリスペクトが日々高まります。

健常者だった頃はそんなに身体について深く考えたりはしていなかったですが、今はリスペクトと感謝が深まりました。


まぁ、今さら身体に対する意識が変わって反省したりリスペクトや感謝をするようになったところで、元には戻らないんですけれど。


身体に対してだけじゃなく、他にも色々なことに感謝できるようになりました。

朝目が覚めることも、椅子に座って窓の外を眺める時間も、目の前に食べ物があることも、野菜や魚や様々な食べ物や、その背景に関わっている方々にも、本当に有り難いなぁ、と毎回毎回しみじみ感謝しながら過ごしています。

そして寝る前には、また今日もこうやっておふとんで寝られるんだなぁ、と感謝の気持ちがわいてきます。

いつの間にか、日々ちょっとしたことに感謝が湧くことがわたしにとって当たり前になりました。

おそらくこの先の人生も、こうやって感謝し続けて終わるんだろうと思います。


それは、一瞬であらゆるものを失った脳卒中という経験があったから。

そして失ったものは二度と戻らない。

今あるものは決して当たり前ではないんだということを学びました。

それが色々なものへの『感謝』に転じたんだと思います。


それはそれで人間として幸せな人生だな、と思いますし、今回の人生はこれで良かったと思いますキラキラ