先日参加して来ました。

きっかけは、尊敬する幼児教育のトップブロガーさんが、ブログで紹介されていたので申し込んだのですが、
親しい知人がAIの企業に転職し、最近話題にしていたことも有り興味津々。

どんな世の中になるのかな。
どんな未来を子ども達は生きるのかな。
その為に、どんな指針で子ども達の教育を考えれば良いかな。




テクノロジーの進歩など、自分も医療の世界で、また、日々の生活の中で激変を感じています。
怖いくらい。
想像していたドラえもんの世界って、意外と叶っていたりして。




まず最初に、プログラミング教育ってどんな事をするの?と、簡単なワークをやりました(笑)
好きなマスに色を塗って、同じ図を作るためのプログラムを考えて書きます。
2枚目にはプログラムだけを書いてお隣の方と交換。
プログラムを元に色塗りをして、答え合わせ。



イギリスでは、初等教育から既にプログラミングの授業が始まっているそうです。
例えば5歳児のワークは、
子ども達の指示だけで先生がサンドイッチを作成するそうです。

一つ一つの動作を細分化して、再現できる様にするのがプログラミングって事で、
pcがなくても概念としては普段使っている段取り力ですね。
読み、書き、プログラミング(段取り力)
が、これからのスタンダードになる様です。

マイケルオズボーンさんのビデオ講演では、
日本では、特にAIの進歩でどんな仕事が残るのかがよく話題になっていますね(笑)と。え?日本は特に、なんだ…。

でも「ライフシフト 100年時代人生戦略」にも、AI時代について触れられてたけどなー。

たまたま前夜、エコシステムについて、そのお陰で小さな会社が大きなシステムを作り上げられるようになったんだよね。なんて夫と話していました。
講演でも、フェイスブックがメッセージアプリ企業のワッツアップを160億ドルで、買い取った事にも触れられていました。
ライフシフトにも有りました。
これって、14万人の従業員がいるソニーの株式時価総額位だったそうで、
ワッツアップの従業員は55人!!
テクノロジーの進歩で、
開発に人材がそれ程必要無くなった?

う~ん、保育や看護、介護、医師等、本当に必要な所は人手不足なんだけどなー…。
お金儲けでは、困る分野に関しては、市場原理は働きにくいのかしら…。女性が沢山働く分野なだけに悩ましいです。
色々考えました。
そして、格差拡大の現実的なリスクがある事は、講演でも触れられていました。

灘の校長先生の講演も、素敵なお話で。
とても良い学校だなーと思いました。
本当の意味で自立した大人が育ちそうです。
「自文化への情景+異文化の理解」
ここが中等教育(中学高校)で力入れたいところだそうです。
「他者の意見だけでなく、ジブンの考えにも批判的な目で見つめる、
その余裕を与えてくれるのが真の教育。」

どの方のお話でも共通していたポイントは、
「多様な価値観を持つ人達と協同して新しい価値観を作っていくこと」
「リベラルアーツが大事!」
(マイケルさんは「社会的な知性は自動化出来ない」と表現されていました。)

これって…。結構普遍的な事だよね。
今迄、大切にしたいと考えていた事と大差ない様な。
なんだか、少し安心しました照れ


夕方から予定があったので、パネルディスカッションは聞かずに帰宅したのですが、
現在の状況と少しだけ未来が、見えた気がしました(笑)
ライフシフト、読んでおいて良かったです。マイケルオズボーンさんのお話は私には難しい所も有りました(苦笑)

kiyo