分科会での私の発表(「Rによる東京23区の住宅地の地価分析-鑑定評価を補完する簡易検証ツールの提案-」)の概要と発表資料が、資産評価システム研究センターのホームページに掲載されました。
また、「資産評価情報1月号(別冊)」にも、概要と私の写真が掲載されてます(発表当日の体重74.0kg→本日の体重69.9kg)。
是非一度ご覧になってご意見・ご感想等をいただけるとありがたいです(残念ながら、いまだに反響なし)。
また、私あてメールをいただければ、使用したデータを送信させていただきます(これも、いまだに反響なし)。kiyokyu2001@yahoo.co.jp
統計学の参考書を読むだけではなかなか理解が進まないことも多いので、Rで誰かが書いたスクリプトをコピペして、そのレスポンスを確認し、その後、その内容を解読するというのも有効な勉強方法だと思います(理論だけでなく実践も大事)。
例えば、私の今回の使用データを使って、Rで次のような作業をすることにより理解が進むと思います。
install.packages("GWmodel")
library(GWmodel)
library(sf)
data <- read.csv("R5kouji_chiten_data.csv") #作成したCSVファイルを読み込み「data」と命名・・・①
head(data) #下記の表示例のような感じで、「data」の行頭(6行目まで)が表示される。・・・②
x y
1 139.7453 35.69126
2 139.7382 35.68201
3 139.7328 35.68761
4 139.7452 35.69778
5 139.7464 35.69526
6 139.7401 35.68037
data.spdf <- SpatialPointsDataFrame(data[,1:2],data) #「data」の1列目(経度(x))、2列目(緯度(y))で表示された地点をデータフレーム化・・・③
head(data.spdf) #下記の表示例のような感じで、③により、データフレーム化した「cordinates」が追加されていることを確認できる。・・・④
coordinates x y
1 (139.7453, 35.69126) 139.7453 35.69126
2 (139.7382, 35.68201) 139.7382 35.68201
3 (139.7328, 35.68761) 139.7328 35.68761
4 (139.7452, 35.69778) 139.7452 35.69778
5 (139.7464, 35.69526) 139.7464 35.69526
6 (139.7401, 35.68037) 139.7401 35.68037
スクリプトの入力中にエラーメッセージが表示された場合、上記のようにhead()関数で、データがちゃんとRに取り込まれているかをその都度確認するとよい。
例えば、③でスクリプトの入力ミスをしてしまうと、「coordinates」が作成されないが、④の作業をするとそのことが確認できる。
分科会では、回帰分析について中学で習った連立方程式を引き合いに、統計学の参考書とかでも「あまりこういう説明はしてないよね。」というような独自の説明をしたつもりです。これが分かりやすいかどうかは人それぞれかもしれませんが、ぜひ一読してみてください。