MANDARA10で神戸市の地価公示価格図を作成しよう(1) | 不動産鑑定、統計学、文系人間のための数学など

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上野山清久のブログ
 「不動産鑑定と統計学」(同名のホームページも公開中です。)、数学その他に関する日々の学習成果等について「学ぶ側の視点」で綴っていこうかと思います。

 「RとQGISで新宿の地図を作成しよう(1)~(4)」からの流れでQGISで地図公示価格図を作成しようとしてみましたが、なかなかうまくいきません。

 その代わりと言っては何ですが、今回は MANDARA10 で作成してみました。

 参考にしたのは、『フリーGISソフト MANDARA10入門 増補版-かんたん!オリジナル地図を作ろう-』 谷謙二 著(古今書院)です。

 

(1)地図で見る統計(統計GIS)から、

「境界データダウンロード」 → 「小地域」 → 「国勢調査」 → 「2015年」 → 「小地域(町丁・字別等)」 → 「世界測地系緯度経度・Shapefile」 → 「28兵庫県」 → 「28000兵庫県全域」 → 「ダウンロード」

 

(2)国土数値情報ダウンロードサービスから、

「地価公示(ポイント)」 製品仕様書第3.0版のデータ詳細はこちら」「兵庫県」 → 令和3年分をダウンロード

 

(3)MANDARA10で、

「シェープファイルを読み込み」 → 「OK」 「追加」 → L01-21_28.shpを選択 → 「OK」 → 「編集(E)」 → 「属性データ編集(E)」 → 「属性データ編集(E)」 → 第6列(L01_006)と第23列(L01_023)以外の列を削除(属性データの削除) → 神戸市以外のデータ行を削除(オブジェクトの削除) → 第1列のタイトルを「令和3年地価公示価格」に変更し、単位を「円/㎡」にする。 → 「OK」 → 「OK」 → 分割数を「8」にし、カラーチャートで色を選択(今回は朱~青)、表示記号設定でサイズを「1.5%」に設定 → 「OK」 → 各区分の数値を設定(今回は3000000~50000) → 「重ね合わせセット」「OK(O)」 「ファイル(F)」 「データ挿入(I)」「シェープファイルから(H)」 「追加」h28ka28.shpを選択 →  「OK」 → 対象レイヤh27ka28.shpを選択 → 各区分の色を指定(今回はベージュ) → 「編集(E)」 → 神戸市以外の行データを削除(オブジェクトの削除) → 「OK」 「OK」「重ね合わせセット」 「OK(O)」「重ね合わせ」 → h27ka28.shpの凡例を非表示にする(「凡例を表示する」の☑を外す) → 「描画開始」

 

 

 今回は作業が煩雑でしたが、ようやく私がイメージした地図に近づいてきました。