簡単に言うと

新しい母親と実の母親が、子供たちを奪い合う映画。

 

主な登場人物

同居を始めた若い女性(ジュリア・ロバーツ)

よく家に来る元妻(スーザン・サランドン)

思春期の女の子(ジェナ・マローン)

 

設定の面白さ

小学生の姉弟のドタバタした朝……

ちょっと若すぎるんじゃないかって母親が奮闘してる姿を見ると、事情を想像してしまってニンマリだけど、もう少し年上の女性が普通に家の中に入ってきて、ママって呼ばれてると、あまり見たことのない光景になる!

物語の骨格になる、変わった人間関係を、最初のエピソードで観客に見せてる……

何か引っ掛かる不安定さが、これから楽しませてくれそうって期待に変わるんだよね!

 

男よりも女

父親の影が薄い!

頭も薄いが……

元妻と別れたり、若い女にプロポーズしたり……

騒動の原因は、こいつなのに!

映画って、ストーリーを動かすトラブルメーカーよりも、リアクションをする人たちの方が重要だし、目立つんだよなあ……

まだ幼い弟は、子供らしいことしかしない!

男性たちはステレオタイプに描かれて背景と化し、女性たちが魅力的に描かれる、ジェンダー逆転映画?

 

女よりも母

いつもケンカばかりしている、二人の母親と娘が、娘の恋愛の話では一致団結するのが面白い!

三世代ガールズトーク映画?

女性同士は恋愛の話しかしないって映画は、差別的だって批判されるけど、この映画の女性たちは、仕事とか病気の話もしてるし!

男を奪い合うよりも、子供たちが話題の中心になると、いい話になるよね、自然に……