簡単に言うと

新しく生まれ変わりたい人たちの話。

 

主な登場人物

日本に帰化した弁護士(妻夫木聡)

元夫が複数いるシングルマザー(安藤サクラ)

 

どこかで観たような

山間部の町に流れてきた、若い男……

絵を描くのが趣味で、文房具店で働くシングルマザーと親密になっていく!

と思ったら、林業の仕事中に事故で帰らぬ人に……

彼の家族に連絡して、葬式に来てもらったんだけど、遺影の男性は知らないという……

シングルマザーは、以前に仕事を依頼したことのある弁護士に来てもらい、謎解きが始まる!

流れ者の男が他人になりすましていたって物語は、昔からありすぎるほどあるけど、それをセキュリティが厳しい現代日本でやったら、逆に新しいかも!

 

同じなのか

男性弁護士が抱えている物語的な宿命は、彼が在日コリアン3世だということ!

在日コリアンが帰化して日本人になることと、犯罪者が他人の戸籍を手に入れることは、似ていると言いたいらしい……

この映画、大丈夫か?

シングルマザーの息子が、頻繁に名字が変わることを嘆いてるけど、これも似てるの?

ますます大丈夫か、この映画!

 

どうにもならないよね

なりすまし事件の種明かしには驚いたし、人間ドラマもあったけどさ……

どうやって、役所のコンピューターを騙したの?

弁護士が面会した詐欺師は、おじいちゃんだし……

殺人犯の息子がプロボクサーを目指すとか、いつの時代だよ!

職業差別じゃない?

ヘイトスピーチの映像が流れたり、現代的な問題が描かれてるけどさ……

映画の作者も、作品が批判する社会の一部なんだよね?