簡単に言うと
裏の世界で生きてきた青年が、目の不自由な女性と恋をする映画。
主な登場人物
刑務所帰りの男性(横浜流星)
障害者雇用のOL(吉高由里子)
出会いと誤解
目が不自由なんだけど、恋愛テレビドラマを楽しんでいるヒロイン……
登場人物の服装まではわからないので、一緒に観てくれる人がいると助かるらしい……
駐車場の管理人室に上がり込んで、知らない、おじいさんと観るのが日課だったらしい……
おじいさんが突然、失踪してしまって、代わりに若い男の子が雇われていたことを、彼女は知らなかった!
目が不自由だから、すぐには気づかなくて、アレっていう出会い!
女の子は、なかなか気づかないし、男の子には訳がわからないし……
出会いに誤解はつきものだけど、多いほどラブストーリーが盛り上がるよね?
謎めいているヒロイン
年齢ではなく、干支を聞いて、24歳を36歳や48歳と誤解するヒロイン……
わざと?
目が不自由な方は、聴覚や嗅覚や触覚が、健常者よりも発達してるっていうけど……
目が不自由な彼女が、どんな風に周りを認識しているのかは、映画の観客にはわからないわけで……
謎の多い人ほど、気になって見てしまう!
罪深いヒーロー
主人公の元キックボクサーは、孤児院のシスターでも救えないほどの罪を背負っていますな?
障害は本人の責任じゃないけど、罪は本人の責任……
手放せないものや逃れられないものが、あればあるほど、映画は盛り上がる!