簡単に言うと
犯罪に使われたら、ソフトを開発したプログラマーにも罪があるのかって話。
主な登場人物
逮捕された天才プログラマー(東出昌大)
コンピュータに詳しい弁護士(三浦貴大)
正義感の強い警察官(吉岡秀隆)
コンピュータに疎い
Winny って言葉は、よく聞いたのを覚えてるけど、とてつもなく悪いものだと思ってた……
マスコミに騙されてたよ!
本当は、素晴らしい発明品だったんだね?
といっても、どういうものなのか分からないけど……
20年前の警察も検察も裁判官も、どれくらいコンピュータを理解してたのか疑わしいよね?
そんな人たちに逮捕されて起訴されて裁かれる、理不尽さが伝わってきた!
世間に疎い
逮捕された、天才プログラマーの金子勇さん……
まんまと悪い刑事に騙されて、自分が不利になる供述を書かされるシーンとか、もどかしさがエンターテインメントになってる!
人間の善意を信じているから、公開したソフトを悪用されたり、刑事に騙されたりするんだろうね……
でも、そこが彼の物語の主人公としての魅力!
自分の裁判の行方よりも、プログラムの改善が気になるってオタクっぷり……
ずっと先の未来が見えていた人に、その能力を発揮させなかったから、アメリカに大きく遅れをとったんだって、日本人が怒るべきところなんだろうね?
もう1人の変人
警察や検察が完全な悪って世界観も、なかなかないよね?
Winnyの話と同時に、警察の裏金問題と戦う警察官のストーリーも描かれてる。良い人が1人はいて、物語的には安心するけどさ……
これも実話だなんて、怖すぎるよ!
昔は、コンピュータに詳しい人は尊敬されるよりも、変人あつかいされてた……
自分が属する組織に問題意識を抱く人も、周りからしたら変人だよね……
物語の主人公には変人が多いけど、現実の世の中を動かすのも変人だ!
変人を大切にしよう?