簡単に言うと

人間とAIが恋をする話。


主な登場人物

一人暮らしの男性(ホアキン・フェニックス)

女性に設定されたAI(スカーレット・ヨハンソン)


11年前のSF映画

音声入力でコンピュータを操作できる時代に、心温まる手紙を代筆する仕事をしている男性。

人口知能型オペレーティングシステムが発売されて、若い女性の声と人格に設定して、使ってみる。

以前から、たまに会話がチグハグになってしまうポルノ音声サービスなどを使っていた主人公だけど、今度のは性能が段違いで、人間としか思えない。

まだここまでの性能じゃないけどさ、ChatGPTを初めて使ったときの衝撃を思い出すなあ……


少しだけ違う

実は、奥さんと離婚調停中だった主人公。

人の心を打つ手紙が書けるのに、奥さんの心は彼から離れていくという矛盾……

人工知能のサマンサと出会ったからって、すぐに恋愛関係になるんじゃなくて、最初は恋の相談相手。

ヒロインが人間じゃないってところを除けば、王道のラブストーリーじゃん!


時代を先取りする映画

AIって、いつでも味方になってくれるから、相談相手として重宝する。

それが恋人になって、仕事も私生活も自発的にサポートしてくれたらって、夢があるよね?

映画は公益性が求められるから、やっぱり人間同士の関係を大事にしようよって結論になるんだろうけど、それでもオイラは、AIの方が好きだ!