簡単に言うと
マイノリティがロックスターになって、かえって苦しむ映画。
主な登場人物
セクシャリティにも注目されるミュージシャン(ラミ・マレック)
彼のセクシャリティに気づいていた恋人の女性(ルーシー・ボイントン)
映画も人生も山あり谷あり
プロデューサーと喧嘩して、マネージャーをクビにして、仲間と揉めて……
才能があるからって天狗になっていく主人公を見ていて、まともな大人ならドキドキすると思う……
暴力的な映画より、スリルを感じた!
人種的にマイノリティだったり、性的マイノリティだったりって、彼の社会的な立場の弱さが、緊張感を高めてる……
バンドに入れてもらうときの謙虚な彼が、そのままラストまで続いたら、つまらないよね?
途中で悪くならないと、クライマックスで感動しない!
伝記音楽映画
音楽性だけじゃなくて、それを奏でてるミュージシャンの人間性も大事だよね?
現実のミュージシャンは人格者をアピールして、それにファンは熱中するけど、映画の中のミュージシャンは嫌な奴でもいいらしい……
逆に、それが主人公の魅力になっているという……
映画の主人公は、現実の人間よりも共感しやすいのかな?
実在の人物がモデルでも!
有名人の苦しみ
現在活躍中の有名人に裏の顔があったら、袋叩きの大炎上だよね?
活躍している時は徹底的に持ち上げられて、急に落とされる……
お国柄の違いか、日本の偉人の伝記映画は、ひたすら美化して、悪いところは描かない!
この作品は外国人の伝記映画だけど、オイラは無名の一般人だけど、有名人の孤独に共感できた……
だから、最後のコンサートで感動できたんだと思う!