もう三社参ったのですが、初詣のラストを飾るのはココでございます。
激混み初詣先の三本の指に入るココですよ!そう、成田山新勝寺です。
激混み覚悟で行きましたが、正月も3日になると、それほどでもありません。

成田駅から新勝寺までは素敵な参道が続いています。
昔の趣きを残した古い和風のお店とオシャレな西洋風のカフェやバーが混在していて、違和感なく街並みとして溶け合っています。
日本の伝統文化としての新勝寺と、日本の空の玄関口としての成田空港と、そのどちらも抱えている成田という土地ならではの光景なのでしょうね。

古い建物を残した街並み
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昔の旅館が鰻屋さんに
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やはり鰻屋さんが多いです。いい匂いがたちこめています。
そして、なぜか至る所で見かけるおどろおどろしいキリスト教の黄色い看板。宗教だけは和洋が溶け合いません。

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お煎餅屋さんや豆屋さんも多い。生きたままの川魚を売る店も。鯉の頭を桶の中に並べているお店もありました。気持ち悪いので写真には撮らず。

由緒ありそうな漢方薬屋さん
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陀羅尼助とか売っていました。

これだけだと和風一辺倒な感じですが、とても雰囲気のあるバーやレストランもあります。写真撮るの忘れた…。
薄暗くなってくると、日本人参拝客が少なくなり、欧米系の外国人の姿が多くなります。
昼間は日本人の街、夜は外国人の街という感じ。
2日の夜は寒川神社の暗闇の神事、追儺祭に行ってきました。

寒川神社の大鳥居にはねぶたの飾り付けがされています。まさに、夜参詣すべき神社ですね!
神社の外は閑散としているのに中は人がいっぱい!みんなねぶた飾りの前で写真を撮っています。

寒川神社大鳥居のねぶた飾り
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追儺祭は20:00からですが、開いている建物がなく、仕方なく寒い外を歩き回ったり、夜店の休憩所で熱燗を飲んだりしていました。

寒川神社本殿
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こんなに明るい境内も追儺祭が始まると真っ暗闇になります。
古式に則った大変珍しい儀式です…。
が!!真っ暗で何も見えません!光があってはいけないので撮影も禁止!
しかも、一時間たっぷり時間をかけてやるので、外に立たされっぱなしの私たちはすっかり体が冷え切ってしまいました。

寒さに耐えて待っていたご褒美に、神事で使われた弓矢が配られます。
ここは八方の災厄を除ける八方除で有名な神社で、この弓矢も厄除けや子供の夜泣きにご利益があります。
子供いませんが。

寒川神社御朱印
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元旦の深夜、近所の神社で初詣して甘酒をいただいた後、私たちは電車に乗って虎ノ門へ。
夜は冷え込みますので、なるべく暖かい建物の中を通って行けるように、経路を考えます。
地下鉄は暖かいし、乗り換えのタイミングも良くて助かりました。

銀座線虎ノ門駅の臨時時刻表
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虎ノ門金刀比羅宮は、オフィス街のど真ん中にあるので閑散としていました。人が住んでいないのですね。
チラホラと参拝者が…。
ここでも甘酒をいただきました。
暗くて写真がとれませんでしたので、前にいただいた御朱印をのせておきます。

虎ノ門金刀比羅宮御朱印
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