日本は性暴力に麻痺している | なつめのブログ

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日本は性暴力に麻痺している——詩織さんケースで捜査、報道、社会の問題点を検証する

詩織さんの被害をご存じの方は
どれだけいらっしゃるのでしょうか?

官邸に最も近いとされるジャーナリスト
山口敬之によるレイプの揉み消し事件です。

マスコミに圧力がかかっているのか、
お相撲さんの話題ばかりで、この大事な問題を報道してくれません。

タクシードライバーやホテル従業員、ホテルの監視カメラなど、様々な証拠があり、
逮捕状まで出ていたのに、ある時突然、
逮捕状を取り消された。

山口氏は一部のネットTVや自身のFacebookで反論していますが、内容は最悪です。
しかも、性行為自体は否定していません。

自分に非がないのなら、記者会見で堂々と話せばいい。
ジャーナリストなら尚更、コソコソ内輪でやってないで、表へ出てきなさい。



日本の司法がちゃんと機能しているのか。
権力による司法のねじ曲げがあったのではないか。

そして、性暴力の被害者の、ほとんどが声をあげることを諦めてしまう現実を知った詩織さん。

詩織さん自身もまた、最初は声をあげることをやめようと思ったそうです。
「声を上げたらジャーナリストとして、これからやっていけないよ?」とも言われたそうですが、
ジャーナリストだからこそ、真実を伝えたい。
その想いで実名による記者会見を決意しました。




私は海外のジャーナリストを含む記者会見での詩織さんを拝見しました。
通訳さんがいたのですが、英語の質問には詩織さん自身がネイティブ並みの英語で答えていて、、、
なんか、本当に、辛くなりました。
こんなに真面目に勉強をしてきて、海外でも様々なことを学んで、ジャーナリストとして頑張ろうとしている一人の女性を、
自分の性欲の為に薬を飲ませて避妊もせずにレイプして、、、
のうのうと生きている。

許せないです。

参議院議員の森ゆうこさんを、筆頭に
詩織さんの訴え、捜査を検証する
『超党派の会』が発足しました。



日本の性暴力被害者が声を上げにくいのは、
先進国の中でも女性警官が圧倒的に少ないことも原因です。

また、性暴力の被害に合うと、心理的なショックから自分を守るため、記憶から遠ざけてしまう事も多いんだとか。

食事中に飲み物に薬を入れられて、性暴力の被害に合う、デートレイプドラッグも。
↓被害者体験の記事↓
日本ではまだ危険性が知られていない。
これは若い女性にも呼び掛けていかなければいけないです。


詩織さんを絶対に一人にさせたくない。
詩織さんの訴えを、絶対に無駄にしたくない。


そして、痴漢、セクハラ、性暴力、
それを諦めない、許さない社会に変わっていくように、自分の意識も変えていきたい。