故高取英さんとの出会い。 | 角川清子オフィシャルブログ「角まま夢気分」Powered by Ameba

故高取英さんとの出会い。

さてそろそろ月蝕高取さんを記録しておこう。

 

それは突然だった。

2018年11月26日逝去されたと知り混乱した。

 

 

 

DSC_0424.JPG

 

 

2019年2月15日

「高取英を偲ぶ会」のザムザ阿佐ヶ谷へ行った。

 

 

 

DSC_0733.JPG

 

 

諸先輩ご友人たちの

葬送の言葉に笑い感心し目頭熱くなった。

 

 

 

DSC_0736.JPG

 

 

メモリアルフォトブックを頂戴した。

 

2007年8月紀伊国屋ホールで上演した

寺山修司「過激なる疾走」の集合写真があった。

 

 

 

IMG_20190304_221110.jpg

 

 

毛皮のマリー役パンタさん中心に

後ろに軍人役大久保鷹さんがいる。

 

九条映子(今日子)役を

うちのアイドル(夢企画)は貰った。

 

 

 

DSC_0945.JPG

 

 

母親寺山ハツ役は今「浅草21世紀」にいる

9代目トップ しのはら実加さんだった。

 

 

 

IMG_20190305_154456.jpg

 

 

あれからアイドルとの悲喜こもごも

愛憎万感迫る写真なのだ。

 

 

 

DSC_0734.JPG

 

 

その年の2月本多劇場で「花と蛇」が上演された。月蝕歌劇団初舞台化の強烈さに魅了された。

 

その少し前に自死した西部邁さんご贔屓の

新宿「ブラ」で高取さんに会った。

 

「今時アングラなんて見ないワ!」

雑なしゃべりのワタシに「観に来いよ!」

チケットを投げてよこして席を立っていった.。

 

「ただ!?ただなら行くよね~」

それからの付き合いになった。

 

アイドルを女優にしたい受け皿になってくれた。

ドタキャンして迷惑もかけた。

 

こちらのキャスティング時は

必ず筋を通して挨拶をした。

 

「うちの所属ではないからいちいちいいですよ」

と言われたがその都度連絡取っていれば

稽古状況やスケジュールわかり

忖度出来て調整が可能なのだ。

 

 

 

DSC_3768.JPG

 

 

ある日ゴールデン街の通りで遭遇して

「行きましょ」と「汀」へ誘われた。

 

 

 

DSC_0426.JPG

 

 

小澤俊夫さんが先客だった。

プライベートで呑んだのはそれが最後だった。

 

ママの渚ようこさんは

9月23日に旅立っている。

あっ~無常

でも我々は生きて行くのだ。

 

 

 

DSC_0425.JPG

 

 

アングラのコアファンではないが

高取ワールドは母なる子宮だった。

 

おどろおどろしさに赤い血に安らいだ。

 

 

 

DSC_0028.JPG

 

 

いずれ三途の川渡る。

又チケット投げてよこしてね。

 

さようならはまた逢うさようなら。

高取さん有難う。

 

 

 

DSC_3775.JPG

 

 

★『白酒をチケット代わり三途川』