明日の本番と同じ浅草公会堂にて、国立劇場主催公演「日本舞踊の楽しみ―日本舞踊の中の動物たち―」の舞台稽古がありました。


昨日も書いた通り、今回我々演奏する曲は「鳥羽絵」と栄三郎師匠作曲の「わざくらべ」の2曲です。


それにちなんで今回は故・栄三郎師匠の形見分けでいただいた楽器を使ってます。



実はこれ、棹に合わせて低音用の胴を作ってカスタマイズ出来るようにしている三味線なんです。

というのも、棹が半端なく重いんです。

ここ2日ほどこの楽器を弾いてるけど…いやー実に重い!

通常のセッティングで弾くには棹の重量が重すぎる。

やっぱり低音にするとちょうどいいバランスになるんだよなぁ。


でもね。

一昨日皮の張り替えから戻ってきたばかりって事もあるけど…

そう、先日破けた二梃のうちのひとつがこれなんです。



今のところ自分的には音は結構気に入ってます。


この先、通常のセッティングで頻繁に弾く事はないと思うけど、明日の本番が終わるまではこの楽器と仲良くやっていこうと思います!