昨日着ていたスーツ
上着の内側にご本名の「新野」の文字が刺繍されています
袖、裾、胴回り…どこも手直し無しで着させていただいてます
形はかなり古い(たぶん30年以上前のものだと思います)けど、大切なスーツです
清元一寿郎師匠
僕の憧れの師匠です
晩年は可愛がって頂き、一緒の舞台にも何度ものせて頂きました
最後の舞台もご一緒でした
そしてこれは三味線ケースの中に入れてある小物入れ
右には一、二、三の糸が入ります
左側はペンなどを入れられるようになっています
横の引き出しは駒入れ
現代ではこれだけの細工を作れる職人さんもいないかもしれませんね
大切に使わせていただいてます
この写真は師匠の最期のお誕生日
この年の9月にお亡くなりになった一寿郎師匠
三味線の技術もさる事ながら、その風貌と生き様、佇まい…なんとも格好いい師匠でした