ラジオ番組の収録を明日にひかえ、最後のお稽古を合わせていただきました


今回演奏する「梅川」は歌舞伎や文楽でも有名な「新口村」を題材にした曲です

清元で演奏されるのは、その中でも「道行」といわれる場面が主となってます

ラジオなので、もちろん踊りもなく、演奏している姿も見えるわけでもない
ただスピーカーやイヤホンから聴こえる音だけで
揺れ動く男女の複雑な心模様をどこまで表現出来るか…

それ以前に、太夫さんとの呼吸を合わせたり曲の流れを作ったり
逆に、呼吸が乱れないように、流れを断ち切らないように…

色々と難しい課題が山積みですが、少しでも先人の方々に近づけるよう
今の僕の精一杯で明日、この「梅川」の収録に挑みたいと思います

放送日は、分かり次第またお知らせいたします