清元宗家演奏会で弾かせていただく「山帰り」の合わせ稽古でした


前回は立浄瑠璃の美好太夫さんと、立同士で確認を含めた合わせをしてもらいましたが
今日は並びで載ってもらう方も数人来てもらってのお稽古でした

自分がイメージする「山帰り」
そのイメージ通りに表現する事の難しさを痛感します

粋で軽妙洒脱

そんな「山帰り」を、考えて弾くのではなく
自然と体がそれを表現する

それが出来たら、演奏していても楽しいだろうし
聴いていても曲の世界観を楽しく感じる事が出来るんだろうなぁ

せっかく聴いてもらうなら、少しでもそこに近づき
聴いているお客さんに、時代を超えてその曲の雰囲気を楽しんでもらいたい

今はそれが完璧に出来なくても、そこを目指して稽古しよう

考えるんじゃなくて、自然の表現
それが出来るまで、自分の体にそれが染み付くまで
弾き倒すのはもちろん、他にも学び感じ取る事がたくさんあるな
大変だけど、でもそれが楽しいんだろうな