年始スペシャルドラマ、スロウトレインを
見た。盆石とか、保線員とか、自分の知らない
世界を見せてくれる野木ドラマが、おもしろい。
穏やかで、温かくて今年の正月にぴったりの
ドラマだった。
セリフの中に名言がいっぱい。
「日々を営み、ただ生きて、生きて、、、
小さな時間を過ごしています。そして、
小さな命として消えていくのです。」
という葉子のセリフも好きだし、
葉子が、二階堂にいうセリフ。
「先生のカモメは、佳作です!傑作ではない。」
というセリフも好き。
保線員が、電車に乗っていて、
電車が、滑らかに動いていることに
喜ぶところもよかった。
世の中は、自分の知らない人が、
知らないところで、支えてくれていて、
ほんの少しでも気持ちいい生活が営む
ように働いてくれている。
傑作な人生は、もちろん素晴らしいこと
だけど、佳作な人生もいいなとか、
いろんなことを考えさせてくれた。
また、いつかこのドラマの続きも
見てみたい。やってくれないかな。
そんな穏やかな正月を過ごしていたとき、
掃除機をかけることがあったんだよね。
ポケットに手を入れて、片手で掃除機を
かけていたら、うちの妻がね。
「主婦の仕事を舐めるな!」
と怒り出す。
掃除機は、両手でしっかりと持って、
かけると笑
50代のおっさん、この年に掃除機の
レクチャーを受ける。
舐めてるつもりは、ないんやけど。
「掃除機かけてあげてるやん。」
といい訳すると、その言葉が、気に
いらなかったみたい。
あげてるというのがね。
ダメでしたね。しばしの喧嘩。
傑作な人生には程遠い。
松たか子といえば、大豆田。
視聴率低かったんだけど、
個人的には、傑作。