去年の年末に3日断食を行ったが、あの時は断食当初から食べ物のことばかりを思い浮かべ、やっとホウホウの体で3日目に達したと記憶している。
今回は、あっと言う間に3日目を過ぎ、4日目に達する数時間前に、食べ物もののことを思い浮かべたぐらいであった。
また、今回は断食中に、右の顎部に虫に刺され後日に膨れ上がるとの障害が発生した。
しかしこの障害をポジティブに受け止め、「これぞ、狩猟採集時代のご先祖様の頃の、生活条件に近づいた」と今回の断食の目的に合致していると確信を深めた。
【目的】
自然治癒力を高めて、現在抱えている健康上の問題を治癒して、体を細胞レベルからリセットすること。
【目的の背景】
尿管ステントの手術をして1カ月経つと言うのに、排尿時の焼け付けるような感覚と、時々痛みを感じることが、日増しに増えていること。
それに加えて、夕刻頃に股下が重っ苦しく、尿の色が濃くなる症状に気付き、ほぼ習慣化していることに懸念を強く感じた。
もうこの頃には、結石は完全消滅したことに確信が強く、結石による作用ではないことは明らかだ。
医者でもない人間が、スキャンなどの証拠も無いのに結石が消滅したなどと、まったくうぬぼれたアホだと思われるかもしれない。
が、退院以来、結石を溶かすために、尿内環境を常にアルカリ性に保つよう、生真面目に努めてきたし、結石が溶けたのかもと想像できるような変化を感じたことによるものだ。
その変化とは、結石がステント中に落ち着いていた時は、排尿以外でも横腹や股付近に痛みや不快感を感じていたが、その痛みや不快感が股から尿道へと移り、排尿時に塞がったのか尿が出ないことが数秒あったりしたことだ。
この体験は退院後2週間以内にしたものである。
尿道に痛みや不快感を感じることを覚えてから1週間ほど経った頃、排尿時の焼けるような感覚は日を追って強烈になっていることに気付き、色々調査をしたところ、どうもUTI(尿路感染症)に感染したのではないかとの警戒信号が上がった。
症状がUTI のそれで、しかもステントの副作用としての条件を満たしきっている。
このように気付いてから、最近気持ち悪くなることを感じ、水を飲めば気持ち悪さが無くなり、おまけに排尿時の諸々の不快感が消えたので、まず、クエン酸水や重曹水、裏白樫茶をひっきりなしに飲み続け、常時尿内環境をアルカリ性に保つことを止め、朝起きと夕食後だけ飲むことにし、それ以外はできる限り水を飲むように心掛けた。
と言うのも、尿路での感染症は強アルカリ性環境で発生しやすいとの文も目にしていたので、この発見が後ろ盾となって、まず、尿内環境を酸性に戻すことに方向を転換をした。
そうして、朝の排尿時の不快感は無くなり、退院後1カ月にもなろうとする頃、股下の重苦しさと排尿時の不快感は、決まって食事数時間後に発生することを突きとめた。
つまり、食べなければ不快感を感じないことに、疑問符が頭の周りに回り始めたのだった。
そして丁度これまでの期間中に、フェイスブックの友達である橋本宜幸さんから、裏白樫茶の体験やアドバイスを頂いて、ちょっとした交流があったことも影響している。
橋本さんは、吾人に裏白樫茶を紹介してくれた恩人で、不食者だ。
不食者とは、つまり不食をデフォルトとしている生活習慣で、ケトン人を超えた仙人の域である。
「20日食べなかった。10日食べなかった」と言って、平然と生きているレベルなのだ。
ここで橋本さんと交流を得た感想として、もしも過去世があるのなら、この人とはどこかで戦友であった人との想像が付きやすい人とのことである。
ちなみに橋本さんを不食仙人と心から仰いでいる。
そしてこの交流と並行して、フェイスブック投稿内に断食に関しての効能をちらほら目にすることがあり、ユーチューブでも紹介したことがある畠田さんの投稿であったと思うが、断食は万病の良薬であると言っていたことが、決め手となった。
これらのことが積もって、吾人が考え出したことは、狩猟採集時代のご先祖様には、医者はいなかったとのことで、それより原始時代に想像の世界に羽を広げたことだ。
ご先祖様は医者のいない条件下で生き残り、我々次世代を養い残したのだ。
そこでもし病気に罹ったり、虫に刺されたり、怪我をしたりした時に、ご先祖様はどのような治療法を取っていたのだろうか?
それは、寝て食べなかったことだ。
これは治療法と言うよりも、むしろ治療環境と言えよう。
もしも、ご先祖様が独りぼっちだったら、病気や負傷時は億劫で動くことなどならず、動けないとあれば食糧が入らない。
そこで、痛みが薄らぐまでジッとして動かず、食べないでいた。
この間に、体内ではケトン値が跳ね上がり、ケトンの抗炎症作用とミトコンドリア活性化作用が大いに働いて、傷ついた細胞の炎症を和らげ、ミトコンドリアを増やして健康な細胞を増やす活動が自動的に行わていた。
寝て食べないことは、他の動物を観察すれば顕著なことであろう。
まだ続きがあります。
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