地球温暖化してない? | 愛蘭土時事雑筆; アイルランド雑記

愛蘭土時事雑筆; アイルランド雑記

アイルランドはすでに馴染みのある国。
エメラルド・グリーンの国。妖精やレプラカーン、ダンスと音楽、詩と文学。
ここでは、上記のロマン的な面も踏まえつつ、日常生活から見聞した出来事、問題などを取り上げて、赤裸々なアイルランドを紹介していこうと思います。

もう2週間以上であろうか、ヨーロッパで避暑地とされるアイルランドも、20度を超す陽気が連日続いている。

 



この国の気候に慣れた体には暑い。

 

この前の土曜に玉ねぎ畑の手入れをした後、スッポンポンになって3時間ほど日向ぼっこをしていたら、真っ赤っかになるほど焼きすぎてしまい、三日も痛痒い思いをし、いまだに背中が痒く、皮がボロボロになりだした。

 

こんなに焼きすぎたのは生まれてはじめてではないだろうか、その日は頭がガンガンしだして、レモン水とアップルサイダー酢を本当においしいと思って飲めたのもはじめてであった。

 

ガキの頃、夏場によく酢の物がお膳に出され、「酢は嫌だ」と文句を言っていたのを思い出したが、今では「夏にはやっぱり酢の物だ」と体ごと納得できるような歳になってしまった。

 



 

日本も吾人が住んでいたころより夏は暑くなっているようで、吾人の母親が繰り返し言うところの「地球温暖化」と頷けられないでもないが、またまた時差ボケ、年差ボケと呆れられてしまう言だが、最近発見した武田邦彦教授や丸山茂徳教授がきっぱり言い切っているように、CO2 の上昇にも関わらずここ10年以上も地球の気温は上がってないようだ。

 

逆に地球は2035年頃から氷河期に突入するかもしれないとのこと。

 

こっちの方が、温暖化よりおっかないことだ。

 

温暖化なら海水の水かさが上がっても、残された土地に農作物を作ることができるし、温暖な気候ゆえに年に何回か生産することが可能であるし、草が茂るところ家畜も養える。

 

その反対に氷に覆われてしまえば、宇宙船地球号の70億の乗員を養うだけの食物が途絶えてしまうことは目に見えている。

 



 

実際に北極の氷は減ってないし、南極の氷は増えているらしく、地球を冷やさないためには逆にCO2をもっと増やすべきだとはお馴染みの武田節であるが、世界中で武田節を唱える科学者が出てきていることも事実である。

 

ちなみにアイルランドで最もCO2を排出しているのは、車や工場からのガスではなく、牛のガス、オナラだそうで、今思えばこれこそエコ的な循環であろう。

 

植物は太陽光とCO2を糧にして酸素を発散しながら成長し、それを家畜が食べブーっとCO2をまき散らす。

 

CO2が十分になければ、野菜や果物、穀物も育ちにくくなる。

 



 

今年に入ってと言うより、去年の米国大統領選からのことでもあるが、トランプ氏が地球温暖化はデマであり、大統領になったら化石燃料をもっと使うようにすると公言し、つい最近のパリの会議で、アメリカはCO2削減に参加しないと啖呵を切り物議を醸したが、もとよりアメリカは97年の京都会議以前に上院の決議でCO2削減などしないと取り決め、そのことを承知でゴアが来日し、各国を説得し、映画まで創ったりしたものだが、京都議定書以来アメリカはからっきしCO2削減などしていない。

 

武田教授はゴアはペテン師だと言っているが、ゴアは単なる操り人形であって、〈CO2の地球温暖化〉の科学的データがはっきりしないまま、全世界に仮説を押し付け一儲けしている連中がペテン師であり犯罪者であろう。

 

今回のトランプ大統領の言動は、〈CO2の地球温暖化〉は全くのでたらめであり、そのことに気付かずに時間と労力、予算を無駄に使うのはやめろとの警笛であり、それこそ『はだかの王様』で、「王様は裸だ」と叫んだ少年に値するのではないか。

 

その過激さとマスコミのあおりで、どこでも嫌われ者のトランプ大統領ではあるが、この大統領は独自で築き上げた財産があるので、歴代の大統領のように賄賂や金権に大人しくなり、こきつかわれる弱みがない分、今後4年間でアメリカをどう変えるか、または引っ掻き回すか期待し楽しんで観ている。

 



 

97年に京都で環境問題に関する会議が持たれた理由に、丸山教授は発展を続けるアジアに石油を持って行かれたくないアメリカ・ヨーロッパが、環境問題と言う耳新しい言葉を盾に、人の良い日本を筆頭にして石油無しの社会の実現を押し付けようとの意図であったと述べていたが、裏を返せば、日本にはそれを実現する技術と能力が潜在的にあるのではないかと信じている。

 

発明王トーマス・エジソンのライバルとして、表舞台から押しのけられた天才科学者二コラ・テスラは、アメリカの5大財閥の1つモルガン財閥の創始者J.P.モルガンの協力の下、無線送電のウォーデンクリフタワーを建設したが、電磁波の周波数が低すぎて失敗したと一般には言わている。

 

が、一説には、テスラの意図していたことは、現代のような水力・火力・風力・原子力などのコストのかかる発電所ではなく、コストのほとんどかからない大気中や地中にある電子を取り出して電気に換える発電機を発明していて、電線無しに電気送信することができるウォーデンクリフタワーを建設し、電気をただで国民に供給することで、そのことを知ったモルガンは、投資する金をドブに捨てるようなものだとして、投資を打ち切ったと言う夢物語のような説もある。

 

しかしながら、これも無きにしもあらずでテスラの死後(ホテルの1室で独り寂しく亡くなられた)、テスラ自身携帯していたはずの科学・発明を記した書類が紛失していた、つまり、死後誰かが盗んでいったと言われている。

 

現在我々が享受しているラジオやテレビなどの無線通信は、テスラの残した遺産の一つであり、イーロン・ムスクがCEOを務める電気自動車会社テスラモーターズなど、おもいっきり二コラ・テスラの偉業を称え、遺業として受け継いでいるように伺える。

 

そこで、鉄腕アトムやドラえもんの生まれた日本である。

東洋の二コラ・テスラなる優秀なる人材が埋没しているであろうと強く信じている。

 



 

世界も讃嘆する日本の「和」と言う文化は、それはそれで素晴らしいものではあるが、「和」を強調する余りに生ずるマイナスの面である、「出る杭は打つ」怨嫉と「寄らば大樹の陰」的な臆病さを払拭することが大事ではないか。

 

上にあげた武田教授やトランプ大統領は、たくさんの人が嘲笑を送り、憎悪をぶつける異端人であるが、知っての通り、コペルニクスやガリレオ、二コラ・テスラなどもその当時は異端人であった。

 

吾人が上の二人に関心し憧れるのは、四方八方から罵倒を浴びせられようが、金剛の強さで自身が信じることを主張し続けていくところだ。

 

この強さを、自身はもとより現在育ちゆく子供たちに養うことが必須であり、これまた難しいことであるが、独り強くあることが「和の精神」をネクストレベルへと昇華させるのではないだろうか。

 

 



 

それにしても、地球温暖化がでたらめにしては、洋の東西日差しが強いではないか?

 

異常気象であることに変わりはないと思うのは、吾人だけでは無いであろう。

 

この異常気象は宇宙線による雲の減少や都市化などの幾つかの仮説があるが、吾人が気にかけているものにHAARPHigh Frequency Active Auroral Research Program =高周波活性オーロラ調査プログラム)と言う、なんともはっきりしないプロジェクト施設がアメリカにあるのだが、実はこの施設はアメリカだけでなく世界中にあるとも聞いた曲者である。

 

このHAARPについては、また別の機会で語ろうと思う。

 



 

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