禁煙の時 | 愛蘭土時事雑筆; アイルランド雑記

愛蘭土時事雑筆; アイルランド雑記

アイルランドはすでに馴染みのある国。
エメラルド・グリーンの国。妖精やレプラカーン、ダンスと音楽、詩と文学。
ここでは、上記のロマン的な面も踏まえつつ、日常生活から見聞した出来事、問題などを取り上げて、赤裸々なアイルランドを紹介していこうと思います。

メルマガで世界的に喫煙者が増えているとあった。

低中所得の国で右上がりのようだ。


吾人は低中所得者で喫煙者なので、上のみじめなグループに属する統計の対象者である。

吾人がたばこを吸い始めたのは26歳の時だ。

過去、一年半ほど禁煙に成功した時もあったが、油断して吸った一本から再び喫煙者になってしまった。


アイルランドは世界で最初に禁煙区域を施行した国であると記憶しているが、主に室内での喫煙が禁じられている。

これは丁度日本と反対で、春に日本に帰った時、たばこを買うたびに「どこでたばこが吸えますか?」と訊ね、決まって怪訝な目で見られたのを覚えている。

親切に、「たばこを吸えるとこはありません。」と教えてくれた人もいた。


禁煙がほとんど常識になっている日本は、驚くほどにたばこが安い。

アイルランドでは一箱1200円はする。

毎2日そんなに払っていられないので、同じ値段の巻きたばこを吾人は吸っている。

巻きたばこは1週間持つ。




過去、禁煙に成功した時は、アレン・カーの「禁煙セラピー」を読んだ。

この時は心の底から禁煙を願っていたので、この自己催眠の本は大いに役立った。

現在は、娘から「お父ちゃん、臭い」と言われた時だけ禁煙を意識する。

何事も無理強いは長続きはしない。

「よし、もう時が来た」と納得するまで、たばこを楽しむだろう。

その時とは、11月の予算でたばこ税がまた上がる時かもしれない。

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