本日の表題
『かのとうしからみずのえとらへ』は
『辛丑から壬寅へ』ということですね。
ま、
新たに得た知識を
ひけらかしてるわけです。

で、
この辛丑〈かのとうし〉は
辛〈かのと〉と丑〈うし〉の
組み合わせですね。

辛〈かのと〉は
十干のひとつであって、
その十干は
このような順番でつづいてるそうです。

 1.甲
 2.乙
 3.丙
 4.丁
 5.戊
 6.己
 7.庚
 8.辛
 9.壬
10.癸

つまり辛〈かのと〉は
8番目ってことですね。

それで、
よくわからないんですけど
この順番ってのは
季節の巡りみたいなもので
8番目は《晩秋》あたりを
示してるそうなんですよ。

ま、
これから衰えていく時期
ってことになるのでしょう。

なおかつ
辛〈かのと〉の字は
「辛い:つらい」でもあるので
痛みを伴う衰え――を意味するんですね。

 

(葉は枯れても、なんとなくの高貴さを感じますよね)


しかるに
丑〈うし〉の方ですが、
こっちは十二支の二番手だけあって
横溢するエネルギーを
示してるらしいんです。

でどうなるかなんですが、
陰陽五行的には
辛〈かのと:金の弟〉と
丑〈うし:五行的に土〉の
組み合わせは
互いを生かし合う関係らしいんです。

つまり、
痛みを伴う衰えの時期ではあるものの
その内に横溢するエネルギーを含む
って具合になるようなんですよ
(付け焼き刃なので間違ってるかもしれませんがね)。

そうやって考えると
(いえ、ほんと
 そうやって考えると――ですが)
今年はそういう年だったな
なんてふうに思えますよね。

痛みをともなっていたし、
あらゆるものが衰えたのでしょう。
ただ、
その内には横溢するエネルギーがあり
次へと繋がるってわけです。

 

(横溢するエネルギーを蓄えてる猫の図)


というわけで、
この話は年をまたぐのですが
ここで一言。

今年も本当にありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。

 

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ただ、
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なにも考えずにさらさらと見ていけるので
暇つぶしにどうぞ。