年末から年始にかけて
小説を載せてるってのも
どうなのかなと思いまして、
とりあえず連載中の
『失踪する猫』に登場する場所を
紹介しておこうと思った次第です。

というわけで、
まずは鬼子母神ですね。

本文中によく
『鬼子母神の脇道を下り――』
なんてのが出てくるわけですが、



これがその鬼子母神堂です。

ところで、
小説でも
このブログでも『鬼子母神』と
書いてますが、
実は――



『鬼』の上の部分がないんですね。

なんでも仏道に帰依した
元・鬼を示すために
ツノにあたる部分を
取っちゃったらしいんです。

うーん、
漢字ってほんと便利ですね
それに、《絵》でもあるというのを
つくづく感じさせてくれます。


さて、
その鬼子母神ですが
境内にはお団子屋さんがあったり、
駄菓子屋さんもあるんです。



あと、
ここの境内には、



わかりますかね?

『武芳稲荷大明神』の幟に
隠れてしまってますが、
その奥にあるのは巨大なイチョウです。

樹齢はおおよそ700年らしいです。
下から見あげるとすごいですよ。
姿も良くて美しいです。


また、
小説中によく
『妙見堂の前で立ちどまり――』
というのも出てきますが、



これがそのお堂ですね。

この妙見様、
北辰妙見大菩薩というのが本名のようで
北極星を神格化した存在らしいです。

いろいろとご利益があるようですが、
妙見=よく見えるってことで
目にいいみたいですよ。

 

 

で、

鬼子母神の参道には

 

 

物語の主人公が営んでる

占いの店があるんですね。

 

僕の夢想では赤い幟のある場所が

「蓮實淳の占いの店」にあたります。

 

ちなみに

この建物の脇から奥へ向かおうとすると――

 

 

ほら、

こんなに猫が沢山いますよ。

まさに

『失踪する猫』の舞台らしいところでしょう?

 


もし
お近くに来られたら
行ってみて下さいませ。

 

副都心線の雑司が谷駅からでもいいですし、

池袋駅からも

(そこそこ頑張れば)歩いていけます。

ま、

都電の鬼子母神前駅からなら

ほんとすぐですから。

 

 

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《雑司ヶ谷に住む猫たちの写真集》

 

 

雑司ヶ谷近辺に住む(あるいは
住んでいた)猫たちの写真集です。

 

ただ、
写真だけ並べても面白くないかなと考え
何匹かの猫にはしゃべってもらってもいます。

 

なにも考えずにさらさらと見ていけるので
暇つぶしにどうぞ。