10/8 清春『elegy』@umrda TRAD 1部
 
珍しく定時の17時には開場した
3年ぶりの大阪『elegy』

前はAKASOでしたがTRADに改名したのですね。
今回は急遽開催ということで
全席一般販売。

10時の発売開始と共にぴあにアクセスしましたが
1部は80番台2部は170番台という結果でして…
 
3年前の経験から
前方の丸椅子よりは
後方の背もたれ付き椅子の方が
楽だろうなー…と思いつつ
 
前に背の高い人が来たら
ステージが見えなくなりそう。。
と、思ったので
 
1部では丸椅子ながらも
1段高くなってる場所の最前を確保。
視界良好で大変良かった1部です。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 
開演も僅かに8~9分?押し程度でスタート!
早いー!と感じます。

そして、今回は
清春さまと佳嗣さんの二人だけです!
 
佳嗣さんんと2人だけのステージ
過去にわたしが経験した限りでは
かなり前、広島で行われた
船上パーティー以来…な気がする。
レアなライヴです!
 
1曲目『想い出まくら』
ラスト近く、絞り出すような声の
“眠るのが”という詩が
清春さまテイストで、カッコ良かった!
 
2曲目『カーネーション』
この曲を聞きながら
母に想いを馳せる時を
大切にしたいと思う。
 
“願ってるよ
どこかで君が
嫌な思い思いしないこと”
って詩が大好き…。

「NYは大橋くんと行ったので
大阪は佳嗣くんと来ました」
と、清春さま
 
今宵の佳嗣さんは
珍しくメガネかけてて
早速、そこツッコまれてましたね(笑)
 
「急に集まって…」と客席を見渡し
「まぁ、当たり前ですよね
ありがとうございます♥」って

嬉しそうな清春さま
 
大阪でのelegyを楽しみにしていたそうです!
う・れ・しいーー!
 
3曲目『海岸線』
4曲目『And can't feel nothing』
 
澄み渡る歌声
“君を覚えてる”と
客席に手を伸ばす姿に
早くも涙…です。
 
時に低音ヴォイスで歌われるとことか
よかった。
 
“架空の海岸で”と
付け加えられた詩が
『海岸線』とも繋がってるようで素敵。
 
『SOLOIST』から
5曲目『Diary』
6曲目『ナザリー』
 
特にナザリーはアレンジが新鮮で
深い低音からの高音が
心震わせた。。。
この『ナザリー』一番好きかも。

MCでは
佳嗣さんのメガネについて

「目から出る殺人光線を
抑えてるんですよね?」と弄り(笑)
 
佳嗣生誕祭のインフォメーション。
 
「錚々たるメンバーですよ」
「俺でもこんなメンバー集められません」
とのことでしたが

詳細が明かされた今、納得!
 
「俺が霞んでしまうぐらい
脇役に徹してしまうぐらい」
って楽屋で話してたら、佳嗣さんが
「まぁええやん」って言ったとか(笑)
 
メガネについて
清:「外さないんですか?」って聞いたら
 
佳:「今日はあかんで、ホントに
ヤバいで、今日だけは
1人だし」って答えて
 
清:「てことは佳嗣さん
いつもは適当に弾いてるんですか?」
って聞いたら
佳:「せやで!」…ではなく
  「せやねん!」
って答えたとか!(爆笑)
 
ホントかどうかはともかく
清春さまの関西弁が聞けるのが嬉しい!
 
清春さまに色々言われてる間中
佳嗣さんは
ハムスターみたいにキュートな
佳嗣スマイルで受け流してました♡

「言おうとしたことがあったんだー」と
思い出したように切り出すので
何事かと思いましたら
 
umedaTRADの椅子問題!
 
3年前の時も
前方の丸椅子の子が辛そう・・
みたいなお話になりましたが
…途中立たせてくれたりもしましたが
 
今回は
「前の方の人は
小椅子に座ってるじゃないですか」
「ごめんね、ごめんね」
 
「後ろの方の人は
背もたれがついてるけど
前の方の人は、小人が…(笑)
リスが座るような椅子で」って。
 
リハのとき清春さまは
この、小椅子に座って歌ったりしたそうです。
 
後ろの椅子と前の椅子では大きさも違うし
数も違うので、どうしましょう?と
スタッフに聞かれたそうですが

清春さまは一言
「あいつら、別にいいですよ!」

って言ったとか(笑)
 
「よく見ると可愛い椅子なんですよ」
ってフォローも頂きましたが。
 
清春さまからは
 
後ろの人が前の椅子に足をかけて
(お尻の下に足先を忍ばせて)
膝を曲げると前の人の背もたれになる
という、気遣いを
身振り手振りでご説明頂き

爆笑のumedaTRAD!
 
小椅子の辛さも紛れます。

7曲目『cold rain』
 
“闇で過ごした術を
どうか君に伝えて”
 
“人は変れることを
どうか君に伝えて”
 
いつも泣いちゃう詩…。
 
艶めかしくセクシーに響く
8曲目『RESCUE』

清春さまの視線が
虚ろに空を仰ぎ
トランス状態に入ったかのような
変貌を遂げる
 
狂気を伴うような
その瞬間を目の当たりにし
ゾクゾクした
 
9曲目『妖艶』
 
1部でのハイライトはここだ!と思えた
 
憑依系、とでもいうか
清春さまにスイッチが入り
清春でありながら
別物に成りきる・・・
 
通常のライヴで聞くものとは
また違う世界をみせてくれる
 
これぞ、清春のプラグレスライヴ!
 
圧巻のまま
10曲目『ALICE』
 
『妖艶』とは真逆の
優しい歌声…
この緩急が余計に
涙を誘うんだ。。
 
これが見たくて
今日も目覚めた。
 
ここから
11曲目『MESSIAH』
12曲目『ゲルニカ』
ラスト13曲目『空白ノ世界』まで
涙は止まらない。。。
 
『妖艶』がハイライト!と思ったけど
続く曲の全てが
それを上回る美しさと完成度で
 
この先どうなってしまうのか
未知の領域に足を踏み入れてると感じた。
 
『空白ノ世界』に聴き溺れながら
 
病と闘い天へ召された恩人を想う
 
皆、そうなのだろか?
旅立つを待つ人は
どこか強くて、優しさに満ちている。

なにかを託すように…。

「時を待つ」とポエトリーで歌う声
 
行き場のない思いをぶつけるかのような
鬼気迫るシャウト
 
「愛なんていらない」
「愛なんて消えない」と繰り返す
新たな詩…。
 
この日の『空白ノ世界』もまた
今までで一番!と思えた。
 

アンコール
 
「ありがとう
ありがとう
ありがとうとしか言えない」
と清春さま。
 
「時計持ってる人何時?」
と聞かれ確認しましたら
この時点でまだ7時17分です
早い!!
 
年末の大阪はクアトロ…って話から
 
「よーし!珍しく
しょうもないこと言ってみようか」
 
「クアトロを満員にするぞ!」

って、言いつつ
思わず笑っちゃう清春さま。

話すことない・・と言いながら
 
「買って欲しいわけじゃないよ」
って前置きして
 
「とっても可愛いものを作ってる」と。
 
「一家に5台必要」だとか
「とても良くて
出来てくるのが楽しみで
眠れない」なんていうから
 
ますます気になります!
 
グッズか何かなのでしょうか?
 
何かは明かされないまま
次の話題へ・・・
 
この日は佳嗣さんと2人だけ
ということで
猛演習したそうです!
 
練習嫌いな清春さまにしては
珍しいこと、ですよね!
 
急遽集まれってなった
この日のライヴについて
 
「今はツイッターとかあって便利だね
何よりも早いもんね」
 
「「来てください」って言って
「来ちゃった」って皆が…
それを見て俺が「あらあら♥」って」
 
「ありがとう♥じゃなくて
あらあら♥
そういう関係が…ね♡」と
キュン死寸前になりましたよ!
 
新しいソロアルバムは
25周年中に出したい
でないと
カバーアルバム出しただけになるから
怖い…!
って言われてましたが
どうなるのかな・・

「皆さんの忍ぶ愛のおかげで
25周年まで持った
 
皆さんの
忍びの者のような愛さえあれば
 
派手ではないが
たいして数も増えないが
減りもしないという
 
バンド出身のロックシンガーとしては
珍しい形を作っていただいて
ありがとうございます」
 
なんていう愛あるお言葉を頂戴し。
 
楽屋で佳嗣さんと
「50歳までギタリストでいられて
良かったね」
なんて話をしたとか
 
「佳嗣くんがクソみたいな
ギターだったら
“佳嗣くん、君は良いやつだけど
また来世で会おう”って
なってるかもしれない」と!
 
そこはかとなく
ラルクの曲を思い出してしまうような
一部のラルク&清春ファンには
おおっ?ってなるよなお言葉聞けたり。

「2部が不安になるくらい
1部が良かった」というこの日の1部。
 
「だんだん実力派になってきたんですよ」
「これを伝えてほしいんです」
とお願いされました。

「清春さんカッコよかった
可愛かった、だけじゃなく」
 
「昔の清春さんの歌とは
今は全く違うっていう事を
伝えない…から
忍ぶ愛になる」のだと。
 
「もし、暇と気力と時間があったら
“違うのよ最近あのひと”
“わたし達は誇らしい”ていう
ポジティブなの
伝えてください」
 
とのことでしたので
 
不肖、わたくしめも
ツイッター等で
つぶやいたりしてるわけですが…
 
この清春さまに特化しつつあるブログも
元々、はそういう
もっと清春さまの素晴らしさを
世間に伝えたい!!
という想いで始めて13年になりますので
これからも時間と気力のある限り
続けていきたいです。

「30周年くらいは行きたい
健康でいられるギリギリかもしれない」
との言葉に
30周年までは…!の期待と
一抹の寂しさを感じつつ

アンコール2曲
 
14曲目『アロン』
15曲目『至上のゆりかご』では
溢れる涙を止める術もなく
歌声に優しく包まれるかのごとく
聞き浸りました。

黒夢の頃・・
またはその後も何度か歌われた
『至上のゆりかご』などは
昔とは比べ物にならない素晴らしさ
 
昔の曲に限らず
清春さまのプラグレスライヴは毎回
感動して泣いちゃうひと続出なんだもの
 
こんなに多くのひとが涙するライヴなんて
わたし見たことないです。
 
その日しか聞けないアレンジだったり
言葉、だったり
新しい表現だったり
歌唱法だったり…は
いま聞かずしてどうする?と
問いかけたくなるほど。
 
次に聞くときはまた
今以上の感動を与えてくれると思うので
期待して、ライヴに来てください!

2部へ続く。。。