sads『FALLING』岡山

EVERLASSTING TRUTHS・・後編

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


アンコール1

 

麗しの軍帽、赤リップメイクの
14曲目『GOTHIC CIRCUS』

 

この妖艶極まりない
sadsの清春さまを拝めるのも
あと少し…なんだよね

 

両サイドの髪が
頬にかかる…あの美しい横顔
ずっと見つめていたい

 

MCもなく立て続けに
『LIAR』

『Liberation』

 

「揺らせ、揺らせ、岡山ー!」

清春さまの煽りに
床からも振動が伝わるくらい
揺れまくった岡山

 

この2曲の間中
何度も「岡山ー!」って叫んだ
その度に胸が熱くなって
涙にじみそうになりながら
全身全霊でこぶしを振り上げた。


アンコール2

 

リラックスモードのMCタイム

 

「とても素晴らしいライヴになりまして
もう暫くは来れないのかなと思いながら
来たんですけど
最初から最後まで
皆の気持ちが伝わってきた」

 

「全員じゃないけど
8割くらいはすごく燃えてるなってのが
伝わってきますよね」

 

「どのライブも
全員が全員100%ってことはないので」

「中には
体調が良くない人や
ライヴ前に財布落としたとか
会社の人に怒られたとか
明日台風で帰れないとか…」

 

そんな台風の話から

 

「明日帰れないって気にしてるんですか?
僕は気にしなくてもいい立場なんですけど
メンバーは仕事もあったりとか
気にしているようで
僕と話が合わないなって」

 

「皆も早めに
電車取るなりホテル取るなり
した方がいい
もしかしたら明日僕と
岡山の街中で会える可能性が高いです
たぶん帰れないんで」

 

確かにこの日新幹線で岡山行くとき
JRの方が
明日は午前10時台には新幹線止まる
って言ってましたから
早い段階で翌日の運休は決まっていたみたい


「キャンディーの担当の子も
僕を早く帰したいみたいなんだけど」

 

「何年一緒にやってるんだよ?
帰るわけないじゃん俺が!」

 

「JRが止まるなんて
関係ないでしょ、俺の人生には」

 

もう、これぞ清春さま!って
お言葉の連続にゾクゾクします。

 

JR止まるとかタクシーに乗れなくなる
とかいう話から


先日の京都でタクシー乗ったとき
東京では普通に乗れる背の高いタクシーが
京都では外国人専用になっていて
「お前は平たい方へ行け」って言われた
…なんていう仰天エピソードも聞けました

 

清春さまは前日からもう
岡山に来ているので
帰りたくない気持ちになっていて

 

津山と岡山の間辺りに
最終的には住みたい・・とか


ちょっと、岡山県民と
中国地方のファンが喜んじゃうような
サービストーク出たり

 

3年ぶりに岡山来たら
東條さんのお母様が
お亡くなりになっていたそうで


「たぶん天国で会えているんじゃないかな」
って清春さまの言葉に


オフィシャルのBBSに載せられていた
東條さんのご家族と並ぶ
清春さまの写真を思い出し…涙。。

 

お母様の事を知らなかった清春さまは
京都駅でお土産に
お漬物と八つ橋を買って行ったのだとか

 

岡山に来ると毎回
お父様は葬儀の時の写真を見せてくれて
東條さんのお葬式は
津山では珍しいくらいの豪華な葬儀だった
って話してくださる事とか

 

ここでしか聞けないお話をたくさん…。

 

「この10年岡山にはたくさん来たよね」って

 

「広島の方が都会なのに
岡山に来させられて」…と

 

広島!って思い出してくれて
テンション上がりました!!

 

その上!!
わたしこの日はいつもの
後ろの方…ではなく
ステージから見て右側…
横のエリアに居たのですが

清春さまが


「大丈夫ですか?見えますか?
その横の方も見える?」と
後ろだけでなく
横の方の人たちにも
声をかけてくださいまして…


嬉しさのあまり手を振ってしまいました。

 

喉の調子が悪くて
皆にも心配かけたのだけど
昔に比べると
治りが遅くなっているとか
そういう所にも老化を感じるとか


ライヴの日は声が出るけど
翌朝がひどくて
何を喋っているか分からないくらい
…長州力のものまねやってる人
みたいな声になるとか
ちょいちょい笑わせてくれながらも
心配になりましたねー。

 

喉の調子が心配された岡山でしたが

「今日はとってもいい日になったと思います」
って言ってくださったので
ひとまずホッとしました。

 

広島県民として
もひとつ嬉しかったのは

 

「大阪より西・・
広島以降のひといる?」
と、聞いてくださって

 

これは広島の人は含まれるのか?と
一瞬迷い・・
手を上げられないままでいましたが


今思えばこれ…広島県民
手を上げても良かったのかな?

 

広島って言ってくれるだけで
十分嬉しかったのですが!

 

「sadsじゃなくても
K-A-Z君もGO君もユータローも
何らかの形で岡山に
広島とか中国地方にやってくるかも
しれないので…応援してください

 

死ぬわけではありませんから

 

これからも
残り少ないお互いの人生
形にとらわれず
楽しいことを探しながら
生きていこうじゃありませんか


そんな気持ちになれる
清々しいライヴでした」

 

この日1番の名言ですが
この気持ちはどこでも同じなのですよね

 

感極まったところへ

『smily sadiy』

 

名古屋で初めて聞いた時から
大好きになった曲…

 

ラスト近くにこの曲は…泣く
ラスト近くなくても泣けるけど…

 

この曲も東條さんに届けたかったんだな
って思いが伝わってきた

 

「ありがとう岡山」

「ありがとう東條さん」


天を仰ぐ姿に

溢れだす涙が止まらない中


「僕は色んな後輩がいるわけですけど
東條さんが天国へ行ってしまったとき
“いってしまいました”という報告を
一番にくれたやつが来てます…ガラ!」

と!


思わぬところでガラくんの登場!

 

黒夢の時は関係者席で
ライヴ見ていたので

今日も来てるかなーと思ってましたが
やっぱり、来てくれていたんだ!
と思うとまたもや涙で…。

 

「東條さんを通じて
彼とも知り合って…とても長いですけど
…」と話し始めましたが

 

「まぁいいや!そういうのはいいや!」
と、中断!!

 

「突然ですが1曲歌ってというと
いいよってことになりました」と

ステージ上で二人並んで


どっちがいいか立ち位置決めたりしながら
仲良さそうに微笑みあって

「ハロウィンで1回やった事ある曲を」
って清春さまが言ったらガラくん
「ハイッ!」って礼儀正しく元気にお答え


・・・なんて可愛い!!

 

「彼は皆と同じような立場なんで」と
ガラくんも皆と立場の清春ファンなのだと。

 

「仲良くやろうかなと思ってます
踊り狂ってください!SANDY!!」

 

清春さまと肩を並べて歌う
ガラくんの嬉しそうな顔とか
二人の笑顔とか
ガラくんの歌声
清春さまの歌声
皆の歌声…
重なり合う全てが美しかった

『SANDY』

二人の笑顔…忘れられないです。。。


「岡山ーー!
狂え死ぬ夜まで・・・!」

 

この煽りの即効性ときたら!
一発でMAXのパワーが引き出されてしまう

 

『THANK YOU』

すさまじかった!!

 

CRAZYMAMA KINGDOMは
このままでは治まらないという
興奮状態に包まれ

 

「まだいけるよね?」

 

「ちょっと
帰れなくなるかもしれないですけど」

 

「岡山なので
やっとかないとダメでしょ?
っていうところで」

 

「やれますかー?
やれますかー?」

 

「お前らのロックンロールって
これだよな!」

 

荒ぶる清春さまの迫力!!

 

sadsファンの男たちって
こういう清春さまが大好きなんだろうな
って後ろから見ていて思う
ゾーンに入っちゃってるのが分かる

 

「突っ込め、突っ込め
突っ込め突っ込め突っ込め突っ込めー」

「突っ込め!
CRACKER'S BABY!!」

 

岡山ラスト
『CRACKER'S BABY』

涙は汗となり飛び散った!!

なんという清々しさ!!

 


恒例の万歳!から
メンバー紹介

清春さまの時
K-A-Zさんが
「ボーカル、キヨハール!」って
連呼して…
めちゃくちゃ楽しかった!

 

「僕ら岡山に毎年来てたって事
忘れないで
これからも生きていきましょう
ありがとう」

 

岡山の清春さま最後の言葉

 

ずっとずっと忘れない。

 

最初の時から言ってた

「ここへ来ようと思った気持を
忘れないで」と


清春さまの言葉からは

 

人にとって何が大切なのか
何を大切にすべきなのか
人間らしい
人として誇らしいこととは何か
何をなすべきか
人として当たり前の事とは何かを


常に問いかけられているように感じる

 

人が人と関わって生きていくうえで
最も大切なこと

礼や恩を忘れないでいたい。