9/29 sads

The reproducttion

7th anniversary『FALLING』

‐EVERLASSTING TRUTHS‐

@CRAZYMAMA KINGDOM

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

近づく台風への配慮か
東條さんへの敬愛の表れか
珍しく定刻開演したsads!!

 

カウントダウンを刻むような
GOさんのドラムソロでスタート!


このパターンはわたし初めてで
カッコいいスタートだなと思う

 

清春さまの衣装は
名古屋の時みたいなポンチョ
秋っぽい柄!


1曲目『freely』
オーディエンスのシンガロングが美しい
1曲目にふさわしい曲…。

 

続く『gone』での
“yesterday”ってコーラスや

 

『tell me what you lie』の

“tell me what you lie”

 

『breathless』の

“anymore”…等々

 

オーディエンスと一体となり
声重ねあう場面が増えて

 

sads最後のアルバム曲が
新曲たちが
このツアーで皆の心に
刻み込まれてゆくのを感じる

 

忘れないように

アルバムを聞き返しながら
このラストツアーの日々を
思い出せるように

辛いとき励まされるために…

 

5曲目『May I stay』


“いつか記憶は消え去るけど
僕は祈るよ「此処に居て」と”

 

大好きな曲
大好きな詩に
涙止まらなくなりながら

 

“Stay”と
手を差し伸べあう光景の美しさ
切なさ…

 

泣きのギターが
より一層切なさ募らせる
K-A-Zさんのギターソロから

 

6曲目『FREEZE』
7曲目『Making Mothet Fucker』
…と続くころには

 

前の週、飛行機の遅れで
清春ソロこけら落とし公演の
ラスト1曲しか聞けなかった件を
ふつふつと思い出し
この1週間溜まりまくった
モヤモヤと怒りが
わたしの中で爆発!!

 

たぶん凄い悪い顔して
指立てて、巻き舌で
 Fucker! Fucker!
連呼してた気がする

 

『ナイトメア』歌う頃には
スッキリしてたなー!

 

怒りもモヤモヤも全て
sadsに受け止めてもらって
浄化された!!

 

「めちゃくちゃ暑い…」と
怒涛の8曲を終えMC

 

岡山3年ぶりという事と
この日は東條さんの命日で
命日に岡山へ行くことを
ちょっと控えていたのだけど
今回、清春さまから
「行こう」って言って来たとか

 

理由は
sadsの一つの区切りなのと
清春さまも50歳を迎えるのと
東條さんも50歳になった事

 

「50歳になったけど
まだ続けているよ」
って伝えたとか。

 

東條さんは今日に限らず
大体どこでも観ていてくれている
とは思うのだけど

「とても良いライヴにしたいですね
今日は…」って

 

「今のところとても良いので
こっち(ステージ側)では
何かおこるかもしれないですけど
そちらは…喧嘩とか盗難とか
おこさないように」

 

「普通に揺れちゃったことで
下の階の夜のお店から
文句が来るのは良いと思いますので」

 

「無理な破壊とかはしないで
皆、大人らしく
優雅に、凛々しくカッコよく
思い残すことなく
揺らしてください」

 

そんなsadsらしい上品な煽りに

 

京都もすごく良かった事

 

この日岡山の会場では
一番後ろまで行って
音がクリアに聞こえるか
自分で確認した事とか
お話してくれて

 

後ろの方にいるお客さんに
「はっきり聞こえるよね?」
聞いてくれたりして

 

…清春さま岡山では
やたらと後ろの方を
気にかけてくださるのです

 

この5年…今回で6年
毎回そうだったと思う。

 

岡山は東條さんのおかげもあって
毎回満員になるんだけど
この日は台風の影響で
100人くらい来れなかったとか
それでもこれだけ
パンパンになってる事も教えてくれて

 

ここにさらに100人いたら
ものすごいことになってただろうな
と思う反面
そんな岡山を最後に見ておきたかった気持ちも
…。

この日来れなかった人たちを思うと
胸が痛みました。。

 

「この時間を
この一瞬を大事にしたいと思っています」

 

この言葉に
岡山に来た清春さまの想いが
凝縮されていると感じた。

 

 

9曲目『Too Fast To Die』

10曲目は『DEORAVITY DAY』

 

フールズメイトの付録だった曲
音楽雑誌にこんな付録って
なかったと思う
東條さんのsadsへの愛が
この付録にも込められていると感じた
凄いなーって思ったあの頃…。

 

時を超えこの曲は
今のsadsにもピッタリハマっている

 

あと少し・・あと少し

オーディエンスも声を合わせる

想いを共有するように。


優し気に響くギターのイントロ
この時点で泣きそうになる

 

「ロザリー!」

「岡山ー!
聞こえますか?
聞こえてますか?」

清春さまが優しく叫んで

 

11曲目『ロザリオと薔薇』

 

岡山で聞く「ロザリー」は
特別だ

東條さんの好きだった曲…

 

「届けー!」
「岡山ーー!」
声の限りに叫び
呼応するようにオーディエンスも
歌声を重ねてゆく

 

間奏部分での渾身のシャウトからは
喉の調子が悪い事など
微塵も感じさせない
圧巻の響きだった

 

それこそ天まで届くような…

 

最後まで清春さまは
「届けー」って叫び続けていた。

 

この『ロザリー』からの

12曲目『Darkness is My Spiral Mind』は
この日一番!だったし
過去最高だったと思う。

 

清春の新たな芸術
ポエトリーリーディングの片鱗を
ここ岡山に届けることができて
良かった…。

 

東條さんが生きていたら
近年のプラグレスライヴ
ポエトリーリーディングを
どう思い、どう評価してくれただろう
どんな言葉で記事にしてくれたかな

岡山ではそんな思いが募る

 

本編ラスト『Because』の
鬼気迫る迫力!
何度も叫んだ「岡山!」に
涙が重なった。。。


アンコールに続く