(このゴミ箱が↑

 

ghostみたいで可愛い❤️)
 
 
7月28日
台風の接近に伴い
開場頃には風が強まり始めた
名古屋ボトムライン。
 

嵐の予感の中
sads『FALLING』の幕が開けた。

 

゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆


これから起こるであろう異常事態…
もしくは危険を知らせるかのごとく
響き渡るサイレンに
気持ちは昂る

 

弔いの鐘のような
不気味な鐘の音が
悪魔的ライヴのスタートを告げたとき

 

白いフードに身を包んだ
清春さまが降臨された!!


1曲目『freely』

 

ツアースタートしてから
まだ4本目
会場先行でアルバムが発売されてから
3本目のライヴなのに

新曲『freely』は既に
sadsのアンセム曲の様…


この日初めて聞いたオーディエンスからも
自然と湧き上がるコーラスの美しさに
1曲目から感動・・・!!

 

続く
『gone』
『fay away』も
ファンにはすっかり浸み込んでいるようで


それは、順応力というより
阿吽の呼吸に近いようなものを感じた


長年共に歩んできたからこその一体感!

 

MC1

「FALLINGツアー、名古屋
やってきましたsadsです」

「楽しんでください」

 

止まない“清春”コールに対し
ステージ上の清春さまから


「なにも聞こえないから
もっと大きめに言って!」
と、リクエスト

 

今ツアーで初めて
イヤモニにチャレンジされた
清春さまを脅かす
イヤモニ問題・・が続いているらしく

ファンの声は遮断され
耳元ではジリジリという音しか聞けないそう

 

「皆それ、口パクじゃないよね?」って
そんな風に見えてしまうくらい
イヤモニ問題は深刻なご様子…


ファンは懸命にコールします
愛を感じます!!

 

『Tell Me What You Lie』

 

メンバー紹介から
各メンバーMC

 

惚れ惚れするような低音ヴォイスの
K-A-Zさんからは

「最後だぜ、名古屋
楽しんでって」

 

GOさんからは
「最後?…
後悔しないようにって感じですかね」

 

ユータロー
「ノリが良くないですか?
名古屋だからですかね?
岐阜が近いからですかね」

 

そんなユータローの発言に

「お前の言う通りだよ!」とK-A-Zさん!

 

メンバー間の良き雰囲気を感じます・・。

 

『spin』からK-A-Zさん solo

 

ごく自然に新曲『ache』


“咲いたライラック”
“枯れたライラック”という詩が印象的。

 

対バンツアーのとき
途中で演奏止めちゃって
残念な思いしたので
絶対聞きたかった大好きな曲

『May I Stay』

 

手を差し伸べ“Stay”と交し合うとき
どん底から引き上げられてくような
暖かさに包まれる。。

 

聞きたかった想いは
涙となって溢れだした。


アルバムについて


「思いのほか良いアルバムだったでしょう?」

「大体が…すごい苦労して
なかなか出来ませんみたいなこと言って
アルバム作ると
皆あんまり好きじゃないんだよね」

 

「あれ?出来ちゃった!位の方が
皆好きなんですよね
なんでしょうかコレ」と

自信の程を窺わせる言葉・・

 

アルバム聞いたファンは皆

大好きになりましたよ!

 

「話すこともないですけど
敢えて話すとしたら
ここが名古屋だってところぐらいの話で」

 

「名古屋も昔から
地元地元って言ってきましたけど
全然地元じゃないので
思い出もなく
特にsadsは東京でデビューしましたので
TOKYOってあの変な曲じゃなくて
都内でデビューしましたので」

 

あの変な曲・・って
…なんて清春さまらしいお言葉。

f^_^;

 

「あーー!もうっ!」って
珍しく暑そうな声上げる清春さま

 

照明スタッフのリッキーさんが
ものすごい(照明)あててるそうで

(そーなんだー!と思い
チラッとリッキーさんの方見てみたら
ニヤッと笑ってました…(;'∀')


「ライヴってみんなが思ってるよりも
楽な時もあったりとか
逆に辛い時もあったりするんですよ」

 

「顔しかめて歌ってる時は演技だったりとか
平気そうに歌ってるときは
苦しかったりするんですけど

 

ウロウロしてるときは
大体苦しい時です」

 

そうだったのか、清春さま

今度からは平気そうな清春さまに

注視してみよう。。

 


「新曲も何回かやりまして
大阪ではドタバタだったんですけど
征服したいのはイヤモニくらいですね」

 

ツアー始まったばかりですが

イヤモニ問題はいつ頃解決されるのか・・・

 

「こっちの方はあと浜松くらいでしょうか?
岐阜もないし
浜松10月?ぜひ来てください」

 

「…まあそんなに来なくていいんですけど
半分くらい埋まった方が涼しいので」
「皆も空気が倍吸えるって事じゃないですか

だから皆に来るな来るな!って言ってください
今日見たから、もういいからって」

 

「ツアーなんて1本見たら
ほとんど変わらないよね
…絶対来るなよ!」

 

等とダチョウ倶楽部的なフリを交えつつ

 

「うちのメンバーの好きな
わが道を行って終わらせますんで
みんなが見守ってくれなくても大丈夫です
そんな、子供じゃないから」って

 

ぜひ、メンバー皆さん思うがまま
わが道を行ってください!!と
そんなsadsが見たいんです!
という思いがこみ上げる
カッコいいお言葉・・・。

 

「見たい人は見てもらう
っていうのが良いんですよね。
見たくないけど最後だから見に行こう
っていうのはいらないんです」

 

「いつも来ないのに
今回だけ来てるって人はそういう人ですよね」

 

そう、清春節をさく裂させてから


目に映るいつも来てくれてるファンに

「いつもありがとう」

って優しく投げかける。。
たまらなく痺れて、嬉しい瞬間。


「ニューアルバム出たばかりで
まだ限られた人しか聞いたなくて
1万円というぼったくりじゃないかな?
っていうアルバムを出して
気持ちいいですけど」

 

「決して皆の事考えず
俺らの事だけを考えて
それで皆が良いと思ってくれたら
最高だと思います」

 

いや、ほんと

それが最高です!

今のsadsはそれが出来てるってのが

また、最高です!

 


「皆お金持ってる層だから
大丈夫だと思う」

って清春さまは仰ったけど


お金持ってる・・んじゃなくて
稼ぎの殆どを次ぎ込んでるだけの
万年清春貧乏なのですが・・わたし。

 

そんなMCしつつも
イヤモニの雑音に悩まされてるご様子の清春さま

 

「イヤモニの人たち
みんなよくやってるなホント」

 

「イヤモニしてる人は楽だよね
声小っちゃくてすむから

俺なんて古い世代だから
絶対、音に負けないぐらいの
声出したいっていう世代だから

モニターとか関係なく
自分の頭蓋骨に響いたらOKってとこあるので

イヤモニの中でバキバキに声割れるんですよね」

 

(イヤモニを指しつつ)
「そのうちここから
小っちゃい火の粉が飛び散って
イヤモニから感電して死んだ、みたいな
古き良きカリスマになりたいです」

 

 

「名古屋ー
終わりは近いぜ!楽しもう」

 

そう叫んでからの

『folling down』は

地の底まで引きずり込まれそうな
重低音の響き。


『BLEATHLESS』では
オーディエンスを煽りまくり
“any more”のコーラスが渦巻く


ラスト・・
もうこれ以上ないっ、てくらいの
声を合わせて“any more”
sadsと心が一つになるのを感じた。

 

ボトムラインは熱気に包まれ
暑さは危険レベルに

 

清春さまも
いつもはつけないクーラーをつけてくれました。

 

ステージ上も相当暑かったんだろうな…

 

「もうすぐで、終わりにしよう」
「今日も開演時間押しましたし、ね」
って話から

 

「開演時間押すのはロックじゃない
って言われました、この間」との言葉に

 

誰がそんなことを…(# ゚Д゚)と
清春ファンがざわつきます。

 

清春さまは
「まぁ、そうかもね
社会不適合者かも
50歳にもなって
30分くらい遅れるのも平気で
1時間超えたら謝るっていうね
社会不適合者かも」と、どこ吹く風。

 

清春ファンは
そんな社会不適合者な清春さまが
大好きなのですが!!

っていうか

sadsファンてだけで

いい意味での社会不適合者じゃない?

 


「本編後5曲なんで」と
自らを奮い立たせるように


『WIZARD』
『Ghost』

 

亡霊にkissを交わし

 

「だんだん終わっていくよ」

 

「暑いと必死だから
良いライヴをしようというより
持ちこたえようって思っちゃうから
終わるのも早いです」

 

「やり直したい
最初からやり直したい」

 

「ロザリー!」と叫んで

 

『ロザリオと薔薇』

 

やり直したい・・って言葉
吐き捨てながらも

『ロザリオと薔薇』の美しさからは
辛さなど微塵も感じず
高らかに叫ぶ声は
天まで伸びてゆくようで…

 

負けじとコーラスするファンとの絡みが
また素敵で・・・
その光景に涙した。

 

やっぱり、いい曲だよね“ロザリー”


一転して
ダークな世界へと誘われる
『Darkness Is My Spiral Mind』

 

清春さま独自の
ポエトリーリーディングは
ここから始まったように思う。

 

これぞカリスマ、と呼ぶにふさわしき姿
闇の世界を支配する美しき王のような

 

「僕の歴史上、最も美しい再生!」
と叫ぶ姿の神々しさ

 

「隠微な音の洪水に」…と誘いかける
エロティシズム

 

「受け止めるか?

受け止めるか?」

闇の王の問いかけに
崇拝の眼差しで
全身を委ねる

 

「黒いスパンコールの羽をつけて
今こそ・・・
鮮やかにダイヴをしよう」

 

sadsの歴史上最も力強く
高らかに叫ぶ声に
圧倒される!!

 

あとはもうただただ
隠微な音の洪水に飲み込まれ
我を忘れてゆくだけの…快感、陶酔

 

以前よりも明らかに
酔わせる力が
狂わせる何かが高まっているsads

 

本編ラスト
『Because』

美しい再生の終わりを
そのすさまじき姿を
この目に焼き付けた。

 

アンコールに続く