3回目のアンコール。
アンコールを叫ぶ自分の声も
もう、限界か？と思うのに
ラストに近づくほど
また、声が出せてしまうのは
黒夢マジックか
清春ファンだからか？
3回目のアンコールでは
清春さんのターバンも赤
パンツも赤で
なんだか可愛い。
岡山でのライヴについて
「4回目って中途半端な数字なんで
5回目も来れたらいいな、と思ってます。
東條さんのご実家はここから車で1時間くらいの
津山ってとこなんですが
津山ではライヴできる環境がないので
一番近いところで・・・
今日も、見てくれてる
聞いてくれている、というのを
感じている気がするので・・」
「自分の親のときより
東條さんの命日の方をよく覚えている
亡くなってからすぐ
黒夢が来たら
東條さん的に嘘っぽいんじゃないかなーって
思われるとおもって
嘘っぽくない時に来れてよかった。」
「売れてる人達は大体嘘っぽい
自分も嘘っぽいところはあるけど
嘘っぽくないところが
人より多くあって
彼が応援してくれてた
嘘っぽくない部分を
これからも続けていきたい
それが今僕らがやってることの
意味なのかなと思えてなりません
僕らが活動している
復活した、という事実がある限り」
「フールズメイトは
東條さんが居なくなったから
なくなっちゃったけど
アホな雑誌になったんで
廃刊しちゃった。
見事なものだと思った
きっと東條さんも
笑ってると思う
「ほら、無くなったでしょ？」って」
そんな清春さんの言葉を聴きながら
改めて
東條さんの為に復活した黒夢が
今も続いていることと
東條さんが亡くなったことで
無くなってしまったフールズメイトって
なんて対照的なんだろう、と思った。
復活した黒夢、sadsの中で
清春さんの歌の中で
東條さんは生きている
生きた証はいま、ここにある。
このステージに
この曲達の中に
そして、それはこれから先もずっと。
「東條さんは
メタリカとか好きだったけど
僕らのそうじゃない部分も好きだったし
彼が愛した２曲をやって
みんなで聞かせてあげたいなと思います」
ラスト2曲は
『少年』そして
『Like＠Angel』
マイクを通さない声で
岡山―、と叫び
「今こそ
天使の羽で、破壊せよ！」
東條さんに一番近い場所での
この言葉には
初めて、代々木で聞いたとき以上の
感動が・・・
最後のこの1曲を
届くように、届くようにと
想い込めてみんなで歌う
一つになる、天使達。
「岡山ーー
聞こえますか
聞こえますか
聞こえますかーー？」
そこからのコーラスは
圧巻だった
アカペラでオーディエンスに歌わせた
“初期衝動に魅せられて
走り出した
僕の感性、閉じたくない”
清春さんは
「東條さん、聞こえる？」
と叫んだ。
もう、涙・涙で。
でも、最後までちゃんと歌わなきゃ、と
声を振り絞る
重なり合う
清春さんと、オーディエンスの歌声が
王国を鳴らす
The endからこれまで
いろんな場所で
復活後の黒夢を見てきたけど
この岡山でのライヴが
一番素晴らしかった。
「“僕は歌い続けていたよ”
次の夢、飛び越えてゆく」
そう歌った清春さん。
歌い続けていた姿はきっと
東條さんに届いていた、と思う
「また来年来れたらいいです
黒夢でした」
清春さんが叫んで
岡山の黒夢は幕を閉じた。
ライヴ終了後
外では、今井さんが
会場から出てくるお客さんたちに
「貴方にとって黒夢とは
一言で言って何ですか？」
ってインタビューしてて。
私も、それに答える機会を頂き
一言・・・って難しいな
と思いながらも
「青春です」と答えた。
「そして、これからも
永遠に大好きです」と。
当たり障りのない
ありふれた答えかもしれないけど
黒夢は自分にとって
そんな存在だったのだ、と思う
若かりしころのいろんな思いを
代弁してもらえた
受け止めてもらえた
生きていく力を希望をもらって
そして、恋していた。
今夜、ここに来なければ
きっと
こんな答えは出なかったと思う。
こんな思いに気づくこともなかった、と。
この日の黒夢を終えて
自分の中で自然と出た答えが
黒夢とは、青春、だった。
「貴方にとって黒夢とは？」
この問いに
皆はなんて答えたんだろう
そして、貴方は
何と答える？
今日起きて
ベランダに出たら・・・
そこには
カ・マ・キ・リ！！が！
ヽ((◎д◎ ))ゝ
こんな偶然ある？？
ここに住み始めて１０年になるけど
こんなの初めてなんですが！！
黒夢ライヴ翌日に
カマキリ、、だなんて
怖い。。
怖すぎる
怖すぎて、潰せませんでした。。。。
((＞д＜))