さて!行ってまいりました!人間風車!!!
グロいエグいと聞きつつ、そういうのが駄目な私は心配になりつつ…笑
陰陽師の描写だけでも危なかったので恐れおののきながら、今年最後(かもしれない)矢崎さんを拝見させて頂きました!


もういつものごとくネタバレなんてもんじゃない感想をやんややんや書きますので、ご了承ください!






さて、モマロスを長らく引きずりまして。笑
中々に、いやあだいぶ人間風車見るのは本当に恐ろしかったです。笑
だってモマとは本当に真逆のようなお話だと聞いてたので…
いかんせん私、血が駄目で!血が駄目というか外傷が駄目なんです…小学生の時、先生の骨折の話を聞いて貧血で倒れたくらい。笑
いや。本当に。笑大丈夫かって思いました。笑




始まってからすぐのオープニング!可愛いおもちゃ箱みたいな音楽に、人間風車の文字。楽しい音楽の筈なのに何故か恐ろしさも持ってて、これから何が始まるんだろうか…とドキドキしてました。

真ん中に大きなセットがあって、ぐるぐる回るんですよね!それが童話のシーンでページをめくってるみたいだなあって思ってました!それかオルゴール?みたいな感じですかね!!


平川の話す童話は、「家に固執するとここ(後頭部)打って死ぬから気をつけて」とかなんか変なのが多くて。笑まあ一言で言うと最終的に誰も救われない、もしくはまじでどうでも良いよね。って話が多かった気がします。笑
だからこそ売れないんだろうなあ、みたいな。でも子供達はくだらなくて好きだろうなあ、みたいな。笑笑


劇中劇で矢崎さんが双剣を振り回してるんですが!!そこでもヒールだったんですよね!!もう!!顔がめっちゃ悪い顔しつつ、殺陣がちみっとでも見れて幸せでした〜!!いや、双剣くるくる回すのズルくないですか?かっこいいです。笑

あとは最初、成金?みたいな感じなんですけど、大袈裟に動いたり声色変えたり目線動かしたりでしっかり笑いとってました👏🏻




ストーリー的には、いつも売れない童話を書く平川が、アキラと出会って、売れそうな素敵な童話を書く。その原稿を国男に読んで感想頂戴!と託したら他の出版社から国男の名前で出版されていた、と。その話はいつもと雰囲気が違いすぎて、いつも話していた子供達に「あれは平川の物語じゃない」と言われてしまう。そんでもってアキラに面白い話をしようと変わった男の子サムの話をしたら、実は彼女のせいで障害者になってしまった弟くんでした!と。はたまた、その様子全部をアキラに好意を寄せていた小杉に隠し撮りされていた…と。



ううん私的には「いや、これ平川と国男が悪くない?」ってなりました。
だってアキラに嫌われたのはサムの事を面白おかしく言おうとしたからですよね?元来平川が子供っぽいところがあるので、凄く気持ち的には分かるんですけど、いやそれでアキラさんのこと殺さんといて、ってなりました…
あと子供達ね?裏切ってるかなあそれって…だっていつもと違うじゃない?それすら気付かないほど平川は子供だったのかしら…
国男に恨みが行くのはめっちゃ分かる。だって国男が勝手に童話を出版しちゃったわけだし、それを撮ろうぜって持ちかけたのは小杉だとしても国男が悪くない?小杉もそりゃ嫌な奴だけど殺すほどかな?ってなっちゃいましたね。小杉は平川にお金貸してるんですけど、返ってくる保証なんて1ミリも無いのに貸しちゃうんだ…みたいな。いいやつなの…?みたいな。笑いや、勿論平川の事を下の下の人間の底辺みたいに思ってるからこそ、お金ドブに捨てる感覚で優越感に浸ってるんだろうなあとは思うんですけど。やっぱりテレビディレクターってそんなにお金の羽振りいいんですかね??



でも感情の昂りは自己嫌悪とか、後ろめたさとか、後悔とか、憤りとか、全部混ざってこんがらがって子供みたいに爆発したんだとは思います。
そんな一時的な感情であんな事瞬時に考えられるのか平川…もしくは普段から考えたことが一度でもあるのかなあ…なんて思いました。一度なんてもんじゃ無いなあと思いますけども。笑



いや、想像力をあんなに恨んだことはありません。割れたガラスを口の中に含ませたまま殴ると、頬の肉が団子状になるよね〜とか、アキラの後頭部にカッター沈み込ませてくところと頭髪引き抜くところ、私的にはしんどかったです。どんどん耳から入ってくる言葉が勝手に頭の中で映像になっちゃう感じ。こんなに耳を塞ぎたくなった舞台は初めてでしたし、これは偽物、フィクション、大丈夫。って頭の中で呟いたのも初めてでした。笑


それぐらい頭から爪先までどっぷり世界に浸って行く感じ。そんでもって暗転後の音楽が背中から包み込んでくるので、色んな音が混ざり合って怖すぎました…夢に出ます。笑

成河さんが上手すぎて…!語り手の時はあんなに堂々としてるのに、気が弱くて、優しくて、みんなのことを信じてて、ほんとに、ほんとに子供で。細かいところの仕草も、表情も、違和感なんかひとつもなくて。その人が感情のままものすごく細かく殺人の描写をするもんだからより現実味が増したのかなあと思います。すげえ…この人すげえ…


あとは思ったより小杉さんが悪役じゃないかなあ、というか。笑笑
いや、ヒールなんですけど、なんですけど!国男のやったことと小杉のやったことってやっぱ、レベル違うんじゃないかなあと思っちゃいましたね、私的には。笑笑


あとサムがビルになったときになんで死なないの!?ってなっちゃいました。ほんとに平川の思い通りになっちゃったなら、それはサムも被害者だよなあと思います。というか一番の被害者なのでは?(記憶があるにしろないにしろ姉のことを殺しているわけだし)平川が生み出した化け物がサムの身体に入り、サムの身体が駄目だと思えば次を見つけ出す、ということですかね…死なないのは平川の殺意だってことなのかしら…




なにが言いたいかって、
めちゃめちゃに怖かったです。

ということを伝えられれば良いのです。
こんなにも体力を消耗した舞台ははじめてです。逃げ出したいと思ったのははじめてです。
耳を塞ぎたいと思うのは、これはフィクションだと呟くこと、こんなにもの恐怖を心でも身体でも感じるのは初めてでした。



アフタートークあってほんとに良かったよね…ってなりました。笑笑



まさか松田凌と矢崎広がいるところでもう一度「ミュージカル薄桜鬼」なんて名前が聞けるとは……!
司会の佐々木さんに「5年前と今の印象の違いは?」みたいなこと聞かれて「その馴れ初めいる!?」って照れる二人と真ん中でニコニコする良知さん…さっきまでの舞台が嘘のような空気でした。笑笑

あとはビジュアルが小杉なのに言動がやっぱり矢崎広で「あんな嫌なやつなのに!!嫌なやつなのに!可愛い!!!」ってなりました。笑笑あの衣装考えてくださった方に感謝します。スタイルめっちゃいい。お顔ちっさい。足ほっそい。
私もやろう、体質改善。と心に小さく誓いつつ、いや、今日は心が疲れたから甘いもの買ってお家で食べようとコンビニでスイーツ買って帰りましたとさ。