30歳の時より空手道を修行しています。
遅いスタートでしたが来年で30年になります。
私が空手を始めたのには、ある大先輩の助言が大きく関わっています。
先日急逝された、大鼓の亀井忠雄先生です。
20代後半のころ亀井先生主催の若手能楽師の合宿がありました。
朝から晩までお能三昧かと思いきや､まず早朝ランニング。朝食後、少し休んだら、筋トレ、ストレッチ、呼吸法、ヨガ等。ビックリでした。内弟子修行を卒業して弛みまくっていた私はひどい状態で､体は固い、スタミナはない。もうフラフラです。「ふざけてんのか❗」とお叱りをいただきましたが､後で「若いのにそんなんじゃだめだ。芸はきちんとした体じゃないと。何でも良い、好きなスポーツで良いから運動しな。」とおっしゃいました。
強面で怖いイメージの強い先生ですがこの時は本当に親身に諭してくださった気がします。
せっかくやるなら、好きな格闘技をやってみたいな、と思ってたころ引っ越した先の駅のそばに「日本空手道 佐藤塾」という道場がありました。好きな漫画「空手バカ一代」にも登場する先生です
さんざん悩んで(やっぱり怖いです😅)やっと意を決して入門しました。
その時から指導員として教えてくださった先輩の一人が今の師匠川北雅一先生です。
これから時々空手道のことも発信していこうと思っています。
まずは私と空手の出会いを少しお話しさせていただきました。
この続きはまたそのうちに｡