エコー検査から2ヶ月後の4月、やっと婦人科医に診てもらえました。
その婦人科医は帝王切開を執刀した医師です。
子宮筋腫が3個あること、
そのうち2個は子宮筋肉内にあり、特に悪さをしていないこと、
しかし、1個が子宮の内膜から突き出ており、恐らくこれが経血量を増やしているのだろうとのこと。
治療の選択肢として、
①トランサミンという抗出血剤を経血量の多い日に飲み、経血量をコントロールする。
②アブレーションという子宮内膜を取り除く手術をする。
③筋腫核出術(膣から内視鏡を入れ、筋腫を取り除く。切らなくていいので日帰り手術)
④子宮全摘
⑤fibristalという子宮筋腫を小さくする薬の服用。
⑤が一番現実的かと思いましたが、まー薬代の高いこと。
1ヶ月4万円。。。
ここでまたカナダの医療システムについて少し説明します。
カナダでは、基本的に医療費は無料です。
手術をしようが、入院しようが、抗癌剤をしようが、全部無料。
でも保険でカバーされないものがあります。
カバーされないのは、歯医者、マッサージ、カイロ、整体、そして薬です。
薬は全額負担なのです。
幸いにも私は職場でプライベートの保険に入っているため、薬は8割カバーされますが、カバーされない薬や、リミットのある薬もあります。
実はこの時、日本行きが決まっていたため、とりあえず抗出血剤を処方してもらいました。
この日本への一時帰国は滞在が3ヶ月半と長いため、日本にいる間に、日本のドクターにも診てもらおうと思っていました。
もしかしたら、違う治療法があるかもしれないと、期待を込めて。。。