今までの経過② | カナダでシングルマザー子宮筋腫・子宮腺筋症闘病記

カナダでシングルマザー子宮筋腫・子宮腺筋症闘病記

2013年4月に双子の男児を出産。その直後に旦那がレイオフ。そして6ヶ月後にステージⅣの大腸癌と診断され、2年の闘病後他界。現在、子宮筋腫、子宮腺筋症を治療しながら子育て中。

エコー検査から2ヶ月後の4月、やっと婦人科医に診てもらえました。

その婦人科医は帝王切開を執刀した医師です。

 

子宮筋腫が3個あること、

そのうち2個は子宮筋肉内にあり、特に悪さをしていないこと、

しかし、1個が子宮の内膜から突き出ており、恐らくこれが経血量を増やしているのだろうとのこと。

 

治療の選択肢として、

①トランサミンという抗出血剤を経血量の多い日に飲み、経血量をコントロールする。

②アブレーションという子宮内膜を取り除く手術をする。

③筋腫核出術(膣から内視鏡を入れ、筋腫を取り除く。切らなくていいので日帰り手術)

④子宮全摘

⑤fibristalという子宮筋腫を小さくする薬の服用。

 

⑤が一番現実的かと思いましたが、まー薬代の高いこと。

1ヶ月4万円。。。

 

ここでまたカナダの医療システムについて少し説明します。

カナダでは、基本的に医療費は無料です。

手術をしようが、入院しようが、抗癌剤をしようが、全部無料。

でも保険でカバーされないものがあります。

カバーされないのは、歯医者、マッサージ、カイロ、整体、そして薬です。

薬は全額負担なのです。

幸いにも私は職場でプライベートの保険に入っているため、薬は8割カバーされますが、カバーされない薬や、リミットのある薬もあります。

 

実はこの時、日本行きが決まっていたため、とりあえず抗出血剤を処方してもらいました。

この日本への一時帰国は滞在が3ヶ月半と長いため、日本にいる間に、日本のドクターにも診てもらおうと思っていました。

もしかしたら、違う治療法があるかもしれないと、期待を込めて。。。