術前生検では異常なかったものの、念のため少し大きめに切除したそうです。

 

局所皮弁術という縫合なので、かなりの針数になっていると思います。

 

皮膚のテンションがかなり高くて、大変だったそうです。ホチキスでも何カ所か止めてあるようです。

 

術後2日目の午後、傷の下方に入っていたドレーンが抜けました。

 

このドレーン収納袋の箱内には結構溜まっていそうな色をしていましたが、翌朝時10CC、2日目2CCと看護師さんが言っていました。

 

そんなに少量なのかと意外でした。動くたびに袋の紐を首に掛け、特に、シャワーで濡らさないように気を遣いました。

 

このドレーンを抜くのに、処置室に来てと若い女性医師が呼びに来たのが、38.5℃近くあったときで、とにかくしんどくて動きたくなかったのです。

 

事情を話したら、「じゃ、ここで処置しましょうか」と言われたので、できるのならそうして欲しいとお願いしました。

 

この若い医師、いかにも頭の良い理系女子で、私の苦手なタイプでした。

 

こちらが患者なのは重々承知していますが、年配者に対しての配慮が足りない言い方にイラッとします。

 

コミュニケーションは、ただ「ですます調」で話せば十分だということではありません。

 

高熱だと訴えているんだから、「動くのも辛そうですね」とか「処置室まで来てもらったほうがいいのはいいんですけど...」等と何か言葉を添えると、患者への気遣いを感じられます。

 

「用意してきます」と部屋をすたすた出て行きましたが、今度は主治医と一緒に来ました。

あー、忙しい主治医の指示だったのかと、申し訳なく思ったのですが、発熱を気遣ってくれたので、ほっとしました。

 

ドレーンは痛みもなく、すぐ抜けましたが、出血したようで、若い医師が圧迫するのが、すごく長くて痛かったです。

 

おぬし、その押し方は仕返しはてなマークと思いながら、じっと我慢しましたえーん


っていうか、出血するのなら、そもそもドレーンを抜くのが早過ぎるんじゃないのはてなマーク


翌朝の主治医診察時に、傷口はすごくきれいだと洗髪許可も出ました。

 

血を流して、傷口周囲を清潔にしたほうが良いとかで、熱が下がっているうちにシャワーを浴び、洗髪しました。

 

もちろん私は知らないことですが、術後手術室で髪を洗ったそうなのです。それでも、血色の洗い湯が流れ、血の臭いのする洗髪になりました。

 

ドライヤーで乾かした後、自分では見えないので、看護師さんにゲンタマイシン硫酸塩軟膏を塗ってもらいました。

 

毎日担当看護師が違うので、傷の大きさや様態を訊いてみました。それぞれ、いろいろ表現が違って、興味深かったです。

 

結局術後3日目から、毎日、洗髪しました。