2日間のドイツ・レクイエム、終わった。
出し切った。疲れ果てた。
尾高さんとあの舞台の上で鳴っていた音の中に、まだ半分いるみたい。
初日は全身全霊で歌ったけれど、体に力が入り過ぎてクタクタに疲れた。
2日目は、なんとかちゃんと重心下で支えられて、上半身はできるだけ力抜いて、練習の調子のよかった時のように歌えますように、と祈った。
初日よりはそのように歌えて、初日でのどがかなりヤバかったにもかかわらず、2日目のほうが力まずよかったと思う。
今できることは、全てかはわからないけど、やった、出し尽くした。
右腕が痛くて楽譜をずっと持っていることができない、肩や首がしんどい状態だったけれど、なんとかなんとか、尾高さんに導いていただいて音楽できた、かな。
2日間のゲネプロと、なんといっても本番で歌っている間に、どんどんドイツ・レクイエムの中に入っていき、ドイツ・レクイエムが体に入ってき、フェスティバルホールの空間の中で、指揮者、オーケストラ、ソリスト、合唱が溶け合いこの曲をひたひたと、奏でていた時間。自分もその中に溶けて一部になっていた、ような。
ああ、尾高さんの顔が浮かぶ。
大阪フィル、ええわー。