昨日からずっと聴いている。

徳永さんからしか得られないものが確かにある。それを何と表現すべきか。あるときは支えであり、心の栄養であり、そっとそばにいてくれる伴走者でもある。


その時々で心に残る歌は徳永さん以外にもたくさんある。でもそれらは一過性のもので後々まで残ることはない。久しぶりに聴けば懐かしいと思う。それだけだ。


『最後の言い訳』を聴けば、当時付き合っていた彼のことが浮かぶ。もはやその記憶は『最後の言い訳』と不可分になっている。初めてのライブでこの曲のイントロが流れた瞬間に、徳永さんと深い絆で結ばれた。


今まで行ったライブでベスト1はシングルズベストツアーの『最後の言い訳』だけど、他に特筆すべきは、1回だけ当たったSS席で聴いたBATONツアーの『ハルカ』だろうか。


前から3列目だが、上手の隅だったのでセンターに立つ徳永さんは横顔ばかり。けれど『ハルカ』だけはずっと上手側で歌ってくれた。目の前で徳永さんが歌う。あの多幸感たるや、最前列で観た「新作歌舞伎刀剣乱舞」と双璧である。


こういうことを最近の言葉では、「推し」と言うそうだか、なんだかしっくり来ない。最近はまっている俳優は萩原利久だけれども、彼は「推し」と言ってもいいかも知れない。たが、徳永英明は違う。いい表現はないものか。


今思いついたのは「殿堂」

うん。なかなかいいではないか。この先何があろうとも、私のなかで揺るぎない地位にいる。現在のところ殿堂入りしているのは、徳永英明、尾上松也、西城秀樹である。私が初めて自分で買ったレコードは『ブルースカイブルー』だから、その時点で西城秀樹は殿堂入りしている。萩原利久が殿堂入りするか否かは、これからの活動次第。


そういえば、1年前は『美しい彼』にはまっていた。総合すると『美しい彼』は作品として殿堂入りしたと言える。ドラマ、映画、原作、脚本など全てにおいて飛び抜けている。平良一成を超えない限り、萩原利久の殿堂入りはないだろう。期待を込めて待ってる。


徳永さん語りをするつもりだったのに、脱線してしまった。『魂の願い』が流れている。うん、今日もがんばる。