今日は、町内の水神講の集まりがございました。
町内には、全国名水100選に認定されている湧水、「弘法の清水」がありますが、この名水を守るために、近隣15軒で “講”を作っております。
講元さんをはじめ講中の方々で、お掃除をしその後自治会館で懇親会・お食事会を・・・。
弘法の清水のいわれ。
昔、一人の僧が夏の暑い日この地を訪れ、水を恵んでもらおうとある農家を訪ねたが、生憎水を切らしていた。
そこの娘さんが水を求めて出て行ったが、なかなか戻ってこない。
遠くまで行き水を持ち帰った来たことにお坊さんは大変感謝し、手にした錫杖(杖)を地面に突くと、そこから水がこんこんと湧き出たと言う。
後に、そのお坊さんが弘法大師とわかり、その井戸を「弘法の清水」と・・・。
拙宅も講中であるこの「水神講」の歴史は古く、明治半ばから続いておりますが、お掃除をしながら、ああじゃない、こうじゃないと奥さま連中が賑やかな事。
11時から自治会館でのお食事会は、お弁当のほかお漬物、お煮しめ、けんちん汁、煮豆は多くの方の手作りを持ち込んで。
忙しい奥さま連中も “片時の一休み”の態。