たまたま見つけました…マコのよもやま話「最新記事…連載22 若さまと小雪」 | きいちゃんのブログ

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ますます輝き続ける舟木一夫さんへの溢れる思いを。
他に、お芝居のこと、日々のこと、雑感、着物のこと…など。
思いつくままですが、書いています。

たまたま見つけました…

過去の記事かと…思っていましたら…



さんの…コラムの…


2022年4月5日から始まった…

長い時間かけての連載だったのですね…


マコのよもやま話 和泉雅子

(最新記事)2024年7月25日


🟠連載22    若さまと小雪

19歳の時『絶唱』と出逢った。初代は、アキラさん(小林旭さん)とルリちゃん(浅丘ルリ子さん)で、まだ白黒映画だった。二代目が、舟木君(舟木一夫さん)と私で、カラー映画だった。三代目が、三浦君(三浦友和さん)と百恵ちゃん(山口百恵さん)だ。

撮影開始二か月前、西河克己監督に呼ばれた。「マー坊、その顔中いっぱいのニキビを、治す気ある。それと、風が吹いたら倒れそうなほど、やせる気ある。もし、それができたら絶唱の小雪をやってほしい」急にそんなこと言われても、と思いながら「はーい」と返事をしてしまった。

日活が、秋葉原にあるニキビ治療専門の北原美容院を探してくれた。毎日通ったが、痛くて痛くて、いっぱい涙が出た。お陰様で、あんなにあったニキビが二か月できれいになった。クリア! さて、難問の痩せること。これは、食べ物だ。少食にして、油は一切摂らない。バカ食いしない。お蔭でペソペソになったが、見事に8キロ痩せた。クリア!

この物語は、大地主の息子と、山番の娘が恋に落ち、ひっそりと町で新婚生活を送る。若さまに召集令状が。同じ時間に“こびき唄”を歌う約束をして送り出す。ところが小雪、大病にかかってしまう。あわやという時に若さまが帰ってきて、死の寸前に再開。小雪。死す。若さまは家にもどり、死んだ小雪に花嫁衣装を着せ、結婚式。この結婚式が大問題だった。いつものごとく、死体役は、気楽で大好き。積み上げた布団をせもたれに、死んでいるだけ。

さて、舟木君が村人達に、長ぜりふで挨拶する重要なシーン。テスト、スタート!長ぜりふが始まった。正にその時、私「グワー」と大いびき。スタッフに起こされ、びっくり。しまった。寝てしまった。舟木君は笑うしかなかったのである。舟木君、ごめんね。この作品、舟木君がどうしても映画にしたくて日活に談判したとか。日活は、こんな暗い映画ダメだと言ったとか。ヒットしなかったら次の作品はノーギャラで出ると言ったとか。

舟木君の情熱が伝わったのか、この映画が大ヒット。日本映画は一週間に二本だて。1か月で8本の映画を上映するのだが、『絶唱』は連日映画館を三重に取り巻く行列ができて、なんと、日本映画初の三週間上映となった。舟木君、ぜひ大阪の新歌舞伎座でやりたい、と日活に申し込んだ。が「マー坊は主演映画があり忙しい」と断ってしまった。これがきっかえで、舟木君とは疎遠になってしまった。

あれから、40年。なんと、銀座の新橋演舞場で、毎年12月に舟木君の公演があることがわかった。観たい! 早速二階席の真ん中の席をゲット。お芝居は、さすがどんぴちゃの声で、楽しく拝見した。休憩時間は、大好きな劇場の売店で買い物三昧。ちょっと買いすぎて、大きなレジ袋になってしまった。いよいよ次は、コンサート。5分前の合図が鳴ったので座席へ。開演を待った。突然、一階の客席から「キャー、マコちゃーん」と、劇場内が割れんばかりの大騒ぎとなった。すでに舞台にスタンバイしていた舟木君。なにごとか、とマネージャーさんに調べてもらったら、私が観ていることがわかった。すぐに、二階の私の席にマネージャーさんが飛んできて「ぜひ、舞台へ」と言う。断るのもなんだから、従った。そして、花道から舟木君のいる本舞台へ。大きな白いレジ袋を提げての登場となった。40年ぶりの再会なのに、なんとも間の抜けた様であった。これがご縁で、毎年12月は、舟木君の公演を拝見して、青春している。

ある時舟木君「今度、ごはん食べようと」とのお誘い。なかなか予定が合わなくて、三年後に実現。ホテルニューオータニの中華料理店で、大きなお部屋で二人きり。ところが、会話は最初から最後まで、観音様と仏様の話で、デート終了。フフフ、二人らしいでしょ。

さて、今年の12月は、と、ワクワクの真っ最中である。じゃあ、またね。

こちらから…転載させていただきました…


舟木さんとの話は…この回から…

2024年5月21日
🟠 連載20    運命の人


昭和39年、日活入社4年目にして、舟木君(舟木一夫さん)と出逢った。私、31本目の映画『あゝ青春の胸の血は』舟木君のヒット曲を映画化したものだ。実は、この映画が、舟木君との運命の出逢いとなった。なーんちゃって。ドキドキしたあ?フフフ……


詳しくはこちらで…

このお話も…興味深かったですラブ
2024年6月24日

🟠連載21    声

ひばりちゃんは、声の大天才である。日活も、石原裕次郎さん、吉永小百合さん、小林旭さん、宍戸錠さん、高橋英樹さんと、皆それぞれ個性的で独得の声を持っている。

私はというと、ご存知、大音痴。いつもピッタリの声なんか出せない。監督さんも、その声ができるまでテストを繰り返す。多くの監督さんに、声で迷惑をかけた。ちなみに、演技はどの監督さんからも誉められた。エッヘン。

アッ、もう一人、天才がいる。舟木君(舟木一夫さん)だ。『ああ青春の胸の血は』で初共演。驚いた。声の音程が良い。どの場面もピッタリの声でせりふを言う。ひばりちゃんと同じだ。天才だ。と大興奮した。舟木君と共演の2作目は『北国の街』だ。どんな場面でも、ピッタリの音程で、ドンピシャの声を出す。もうそれだけで、舟木君の演じる青年が、心やさしい思いやりいっぱいの人とわかってしまう。凄い。3作目は『高原のお嬢さん』恋人同士。うっとりするぐらいの舟木君の声に、思わず惚れてしまいそう。

詳しくはこちらで…

こちらで…2022年から連載されているコラムのようです…



山内賢さんの記事もありました…



和泉雅子さん❗️

連載1で…ご自分でお書きのように…相変わらずの…やんちゃな方ですね❗️


随分前ですが…

私のブログに少しだけ…和泉雅子さんのこと書かせていただいたことがありました照れ

2016.7.26


夜の部は、中ほどの通路側の席にひばりさんの息子さんの加藤和也さん、その二つ隣に和泉雅子さんがいらっしゃいました。

考えてみたら、和也さんの奥様は浜田光夫さんのお嬢様。
二つ隣の和泉雅子さんと浜田光夫さんは日活の仲間ですから、
まんざら知らない仲でもないのですね。
実は私は、和泉さんのすぐ近くの同列だったのに、膝上の結構大きめのキティちゃんのバッグを「可愛いですね」と褒めながら、最初は和泉さんとは気づかなかったのです。
舟木さんがサインボールとった方にはサイン色紙をあげますと話したら、「いいなあ‼️」と声をあげるし、最初は変わったお客様くらいに思っていました。
和泉さんが和也さんに、家が近くなので、休憩時間に自宅で休んで来たと話されていて気付きました。
和泉さんも、舟木さんがひばりさんの真似をなさった時は大きな声で笑っていました。
東京キッドの歌も一緒に歌われたりしていました。天真爛漫な方ですね。
でもさすが、元女優さん、横から見た顔は、凄くお綺麗でした。
帰られる時後ろから拝見したら、お痩せになられた感じがしました