2015年3月20日大宮ソニック「春はまた君を彩る」 | きいちゃんのブログ

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ますます輝き続ける舟木一夫さんへの溢れる思いを。
他に、お芝居のこと、日々のこと、雑感、着物のこと…など。
思いつくままですが、書いています。





今年も、あと4日で、半年が終わります。

今年2月10日
大宮ソニックを皮切りにスタートした
2016年通常コンサートも、一昨日の北とぴあのコンサートで、関東地区を一旦終了し、

来月は東北、梅田、そして新橋演舞場
美空ひばりスペシャル
~ひばりが翔んだ日々~へと繋がります。

北とぴあで、久々に
作詞松井五郎、作曲南こうせつ「春はまた君を彩る」と作者の名前を含む紹介を聞いて、

私の中に
感動で震えが止まらなかった
“あの日”が蘇りました。

そう2015年3月20日
大宮ソニックでの
2015年通常コンサート初日
「春はまた君を彩る」発表の日のことです。

舟木さんにとっても、舟木さんと旅を続ける私たちにとっても忘れられない“あの日”を、思い返してみたいと思います。

あの日…
何事もなくアンコールを残し、コンサートが終わろうとしていました
今年のアンコールはどんな曲だろう?

はやる気持ちの中、アンコールの幕が上がりました。

舟木さんが舞台中央に立っていました。
黒ベスト、開襟の白シャツ、黒パンツ、上着は黒でした。
昼はタキシードと思っていましたが、夜見ると、黒の上着でした。胸には確か白いバラ。
三つ揃いのスーツという感じです。

舟木さんは静かに、話し始めました。
70代になって、約55年に足をかけたやつがお客様に、言葉を置きに行ける歌というのはなかなかなくて…

こんな中、出会った歌が、5月27日に発売になります。

ここでお客様から凄い拍手が巻き起こります。

今の僕が、今の皆さん、お一人お一人の中に言葉を置きに行く、そんなつもりで僕はいます。

詩の方は松井五郎さん、曲の方は南こうせつさん
新曲「春はまた君を彩る」

実は、昼の部のアンコールでは、興奮状態だったのか題名はまったく耳に残ってはいませんでした。

舟木さんは静かに歌い出されました。

冷たい風の音に
散るまいと咲く
花は名も語らずに
その身を晒して
涙こらえながら
心に訊ねれば
きっとその歌から
旅は始まるだろう
春はまた君を彩る
過ぎて悔いなき光を灯せと

舟木さんもまだ少し不安そうに歌ってらっしゃいました。
昼夜で、少し歌詞が違ったように思いました。

歌が終わるとまた、
大きな拍手と感動が。
会場いっぱいに渦巻きました。

舟木さんは、舞台中央からそのまま上手に歩み寄り、深く頭を下げられて、
その後、下手に歩み寄りまた深く頭を下げられて、
最後に中央でまた深く頭を下げられました。

舟木さんはとても初々しくて、謙虚でした。

幕が降りると皆さん興奮冷めやらず、涙していらっしゃる方もたくさんいました。

舟木さんは本当にたくさんのものを私たちに与えて下さいます。

聞き終わって、
まだやることはあるよ❗️
まだまだ輝けるよ❗️
と背中押された気がしました。

舟木さんに励まされ、
そして改めて
舟木さんに惚れ直した1日の出来事でした。