どーしても携帯でフルブラウザを使いたかったので,FOMAに機種変しました.
パケ放題にして,jigブラウザ((http://www.jig.jp/))と契約.
jigブラウザは,JAVAアプリで動く携帯用フルブラウザで,
jig.jpのサーバーを介してデータを圧縮して通信するので,高速な通信が可能.
また,他の携帯用フルブラウザとは違い,パケ放題にも対応しているのが大きな特徴.

操作に関しては,意外と使いやすい.
携帯だと液晶が小さいから使いにくそうだなと思ってたけど,
スムーズにカーソルが移動して画面が動くため,操作性はかなりいい.
ダブルクリックで1ページスクロールしたり,戻る,進む機能も搭載.
お気に入りの管理はもちろん,
Googleなどの検索サイトにブラウザから直接検索できたり,RSSにまで対応してる.
外出先にちょっと調べ物をしたり,ニュースを見たり,地図を見たり,
辞書を引いたり,Webメールをしたりするのにとても便利.
年間6000円の契約料(サーバー使用料?)は痛いけど,けっこうはまります.

http://www.sony.jp/products/Consumer/QUALIA/jp/products/receiver/index.html

初QUALIA ,買ってきました.

注文したときは3ヶ月待ちといわれたけど,1ヶ月ぐらいで入荷の連絡.

音には素人なのでよくわかりませんが,ポータブル・プレーヤー用のヘッドフォンとしては十分だと思います.

真鍮の削りだしによるデザインも個人的にかなり気に入っています.

問題があるとすれば値段ぐらいかな.

無許可で転載しています.

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厚労省がイレッサ再検討 遺族ら販売中止求める
(共同通信) - 12月24日

 肺がん治療薬イレッサ(一般名ゲフィチニブ)の延命効果が確認できなかったとする大規模な臨床試験の結果が公表されたことを受け、副作用で家族を失った遺族らが24日、厚生労働省に販売中止を求める緊急申し入れをした。
 厚労省医薬食品局は同日までに、販売元のアストラゼネカ(大阪市)から試験結果の概略の報告を受け、さらに詳しいデータ提出を求めた。年明けに専門家を交えて安全性や有効性の評価を始める方針。
 申し入れたのは、遺族でつくる「イレッサ薬害被害者の会」(近沢昭雄代表)と、薬害イレッサ訴訟の東京、大阪両弁護団など。会社側にも申し入れ書を郵送した。

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肺がん薬「イレッサ」延命効果なし、承認取り消しも
(読売新聞) - 12月28日

 肺がん治療薬「イレッサ」(一般名ゲフィチニブ)を販売する製薬会社「アストラゼネカ」(本社・英国)の臨床試験で、この抗がん剤が肺がん患者の延命に効果がないことがわかり、厚生労働省は27日、同社が提出した試験データを分析するため、専門家による検討会を来月20日に設置すると発表した。

 日本人への効果がないとされた場合は、承認の取り消しもありうるという。

 厚労省は一昨年7月、国内で行った臨床試験結果などをもとに、世界に先駆けてイレッサを承認した。だが、同社が昨年から1年間、日本以外の28か国で約1700人を対象に試験を行った結果、がん細胞の縮小効果はあったが、延命効果はないことがわかった。
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イレッサ薬害被害者の会の方々はイレッサの販売中止を訴えていますが,
果たしてそれですべて問題が解決されるのでしょうか.

問題は,正しい情報の欠如にあると思います.

早期承認に踏み切った厚生省,正しい情報を開示しなかったアストラゼネカ社,
イレッサに関して十分な知識のない医者.

実際にイレッサのおかげで助かっている人もいるということを理解してほしいのです.
説明書のない携帯電話.
シンプルな携帯電話を提供しているツーカーが,
通話専用の携帯電話を発売している.
おばあちゃんの原宿,巣鴨駅に行くと,ツーカーSの広告ばかり.
巣鴨で通話専用です,昔の黒電話と同じですよーって宣伝すると,
かなりの高齢者が興味を持って説明員の話を聞くらしい.
でも,中には電話帳やリダイヤルがなかったりと,
機能が少なすぎるという人もいるらしい.

ユーザビリティを第一に考えた「シンプル」というコンセプト.
製品が高機能化する流れの中で,
あえてシンプルにするという斬新さはすごく面白いと思う.

でも,高齢者の人もパソコンをする時代.
ユーザーの方が高機能化の流れについていく
っていう考えも大事なんじゃないかな.
電話,テレビ,洗濯機が世間に浸透したように,
きっと携帯電話ぐらい誰でも使える時代が来ると思う.

ツーカーSが,
これまで携帯を敬遠してきた人たちが携帯を使い始める
一つのきっかけになればいいね.
先日,とあるイベントで高橋歩さんの講演を聴くことができた.

高橋歩,自由人.そのしゃべる姿から,普通の人にはないオーラを感じた.型破りな生き方,自分の夢をもって,その夢を実現しようとする強い意思.賛否両論はあるかもしれないけど,当たり前のように高校,大学と進んで,来年からは普通のサラリーマンになる自分にとっては,とても刺激になる話だった.こういう生き方もあるんだなあ,と.視野が広がった.

大学生のころは友達とベンチャーをやろうとか,多少なりとも夢を見ていた.しかし,就職活動に当たって,やはり現実を考えてしまう.就職,結婚.安定を求めた.それが悪いことではないのだけど,どうしてもつまらない人生に思えてしまう.

せめて人生を楽しもう.
仕事は二の次,社会人になっても自由に自分の好きなことをしたいと思った.
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20041125AT1G2502A25112004.html

イレッサが副作用死の問題で提訴されました.


イレッサが本当に危険な薬かという議論は別として,ただ訴えればいいという問題なのでしょうか.こういったニュースが取り上げられることで,ますます病院側はイレッサを敬遠してしまいます.私の母親のように,実際にイレッサで助かっている人もいます.こういったニュースは悲しい限りです.

もちろん,遺族の方々のお気持ちは十分察します.ですが,実際にイレッサのおかげで助かっている人もいるということを理解してほしいのです.問題の根本は薬そのものにあるのか?私にはイレッサが本当にいい薬なのか,悪い薬なのか,よくわかりません.ただ現在もイレッサに頼っている人がいるということも事実です.

問題は,イレッサを使用する医者の経験・知識不足ではないでしょうか.マスコミがこぞってイレッサの負の部分を取り上げる.医者はイレッサを敬遠する.実際にイレッサを扱っている医師はかなり少ないと思われます.こういった悪循環によって,イレッサのように,がん細胞ではなく,EGFR(上皮成長因子受容体)に直接作用するような類の研究そのものを遅らせかねません.情報は正しく伝えられてほしいものです.もっとたくさんの人・医師が,イレッサを正しい理解をすることがこの問題の解決につながるのではないでしょうか.
日々思うことを綴りたいと思います.