KT88 PPアンプその2が完成しました。


ステンレスのシャーシが眩しくて配線するのに苦労しました。


今回のアンプは、タムラトランスを使ったオーソドックスなアンプとなりました。

私なりの工夫をした所を、箇条書きにしてみます。

⓵NFBをやめました。

ダンピングファクターを確保したいのでカソード負帰還とスクリーングリッド負帰還はかけています。

⓶初段と2段目は直結として、カップリングコンデンサーを減らしました。

⓷電源のコンデンサーの容量を390uFを3個使って1170uFにしました。

⓸初段は、FETの定電流回路を使った差動回路にしました。

⓹配線は、全て無酸素銅線の架橋ポリエチレン被覆の物を使用しました。


今までのアンプとこのくらいの違いかなと思っています。


今できて直ぐに聞いた所、太鼓とベースの音は驚くほどリアルで迫力があります。


また、ボーカルは抜けが良くクリアです。

声に厚みと言うか、説得力があります。

(^_^)


完成したばかりのプラシーボ効果アリアリですが、いいアンプが出来ました♪♪♪


10kHzの矩形波の写真です。

20kHzまではフラットです。

低域は、20Hz迄はフラットでした。(^_^)

no NFBでこの特性ですので、オーバーオールの NFBは不要だと思います。