管球王国の2018autumnを買ってきました。

ダイナコM KⅢの、試聴記事があるから買ってきました。
ビンテージアンプの聞き比べ特集がありまして、ダイナコのMKⅢも載っています。

期待して記事を読みますと、載っていたアンプの中で、最低の評価をされていました。
管球王国は、偏った意見の人も多いですが、満場一致で、最下位です。

しかし、よく見ると、ダイナコMKⅢは、手入れをされている物の様には見えません。

ビンテージアンプに比べると、ダイナコは軽く見られて、本気で鳴らそうと思っていないのが、ありありしています。

本気で手入れをするなら、電解コンデンサーを全てと、電源コードとスイッチ、スピーカーターミナル、ピンジャック、セレン、は良い物に取り替えていなければなりません。
元は安物を使用している上に、経年劣化が半端じゃありません!

それに、肝心のカップリングコンデンサーのブラックキャトも、使用に耐えなくなっているので、取り替えます。
(何にするかは、好みですが、元のダイナコの音は、藪のなかです。)

そして、真空管は、なんと!ロシア製を使用しています!
最低、GEの6550は、使って欲しい‼️

これで、音をどうこう言っては、管球王国の名折れだと思うのですが!

さて、上記の手入れを全てしたものが、私のダイナコMKⅢです。



早速引っ張りだして、セットして聞き比べて、満足して、もう3日も聞いていますが、飽きないし、リアルで、分離が良い音で、低域の迫力は、ベース、バスドラム、どれもライブ演奏を聴いている様です。

タンノイの、鳴らすのが難しいHPD385が、タイトな、腰の座った鳴り方です。

管球王国の雑なヒヤリングレポートのおかげで、ダイナコMKⅢの良さを、改めて認識しました。(^_^)